夏になり、特に芝の生え方が不揃いのグリーン周りのラフでアプローチの仕方に悩む場面が増えて、いろんなアプローチを試してみた結果、グリーン周りのアプローチのレパートリーが増えました。今シーズン試して増やしたレパートリーを中心に、グリーン周りのアプローチの方法を文章にまとめてみようと思います。
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まず、何年も前から使っているヒンジ逆ヒンジアプローチから。
1)ヒンジ逆ヒンジアプローチ
バックスイングで左手首を手のひら側に折り、インパクト以降左手首を甲側に折り、フェースのリーディングエッジをスイング中ほぼ常に目標に向け続けるようなアプローチ。ボールはふわっと高く上がり、ぼてっと落ちてあまりランなく止まる。グリーンまで距離があまりなく、グリーンからピンまでの距離もあまりなく、どちらかというと寄せ方に困る状況で役に立つ起死回生のアプローチ。天使が真上からゆっくり降りてくるように真上からボールが落ちてピンにゆっくり寄っていく。
2)ヒンジ逆ヒンジアプローチ(ロングバージョン)
(1)のアプローチの距離を出すバージョン。難易度は高くなる。ヒンジを使ってクラブを上げた後に腕を使ってバックスイングを大きくしてクラブの運動量を上げ、クラブを下ろしてきた後にインパクトのタイミングで逆ヒンジの動きを使ってフェースを返さずにボールを高々と上げて、上からボトっと落とす。ライが良いことが必要。そうでない状況ではインパクトがシビアになる。
3)ヒンジストップアプローチ
比較的高くボールを上げ、スピンもかけるアプローチ方法。オープンスタンスに構え、右足前にボール置く。少しだけフェースをオープンにしてバンスを効かせてその分フラットに構え、ヒンジを使ってバックスイングを上げ、インパクトでヘッドを止めるイメージでソールでボール下を叩く。ソールが激しく弾かれないライである必要あり。シビアなライには向かない。
4)トゥ打ちスピンアプローチ
ヒールを上げてトゥをつけて、その分フェースをクローズドに構えて、手首を使ってガツンと打つ。低くでて、強いスピンがかかる。長く下っていくグリーンシチュエーション等で、早くグリーンに着弾させてスピンで勢いを殺してトロトロ転がすのに適している。ヒールをつけずにかつガツンと打つので、芝の生え方が不均質ででこぼこしていてもベアグラウンドでも苦にならずライの悪い状況でも安定して使えるので、とても重宝する打ち方。
その他にも、バンカーショットのような打ち方や、手首をあまり使わないノーマルな転がしやピッチエンドラン等、普通のアプローチショットもあります。
上記はあまり普通っぽくない打ち方で、かつラウンドでとても役立つ打ち方をまとめました。バリエーションが増えると、グリーン周りがとても楽しくなります。今後もラウンドしながら、アプローチの研究をしていこうと思います。
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