早期リタイアの場合の議論や心配事の1つに、近所の目というのがあるかと思います。
「あそこのご主人、最近いつも家にいるみたい。たまに陽が高くなってから出かける姿も見かけるけど、リストラかしら?」みたいな、一言で言うと、ご近所のこんな目についての心配です。
私の記憶が確かならば、実際に早期リタイアに踏み切った際に、こういった近所の目に対抗?するために、高級外車を新規購入して自身の駐車場に置くようにしたとかいう早期リタイアのエピソードが記事になっていたような覚えがあります。リストラされてお金がないわけではなくて、お金は余ってて優雅に過ごしているアピールということだったと思います。お話としては面白くて、記事としても秀逸な早期リタイア関連のエピソードなのでしょうが、私個人の場合は、こういった面白い話とはまるで無縁です。
私自身が住んでいるのは大都会というわけではないのですが、大都会の中心に1時間半もあれば行けるところです。また住んでいるのは賃貸住宅です。周りも賃貸住まいの人が多くて、たいてい数年も住めば引っ越して行って入れ替わるのが通常です。今も隣の二件は空いていて、新しく入る人を待っているような状況です。つまり、いわゆる都会の希薄な隣り近所付き合いで、隣りの旦那がいつ頃出かけているかなんて、誰も気にしていないのです。
仮に気にしている人が近所のどこかにいたとしても、「おたくの旦那、どうされたの?最近、昼間よくお見かけするけど。」なんてやりとりを直接やることはあり得ません。
こんな状況なので、表題のような心配、懸念は当方と当家にとっては無縁の話なのです。
早期リタイアを志す方で、表題のような心配をしなければならない状況におられる方は、これもまた実行に移す際の障害の一つになるのかもしれません。そういう方々にとっては、当方事例は何の解決策のヒントにもなりませんが、まあどちらかというと都会に住んでいて賃貸であれば、心配はいらないかもしれませんよということで、参考になるような環境の似通った方は参考にしていただければと思います。
でも、わりと早期リタイアというのは、それだけで通常の人の一般的な行動とはかけ離れていて、そう言った行動に平気で踏み切れる方って、リストラかとか、何してるのかとかいう世間の詮索等について、どうでも良いと考える人が多いのではないかと思います。私もどちらかというと間違いなくそういうタイプです。
他人からの承認欲求があまりないタイプと言ったら、もっとも適切でしょうか。実際に、時間、場所、行動のすべてを自分で決められる自由を満喫しているのだから、他人にリストラで生活が苦しいのではとか思われたりしてても、正直どうでも良いと思ってしまいます。なので、私自身に限って言うと、仮に今のような環境に無くて表題のような心配が必要な環境であったとしても、早期リタイアは普通に実行したのではないかと思います。
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