Monthly Archives: 3月 2016

ウォーキングのためのアプリ

せっかく毎日ウォーキングしているのですから、何かウォーキングがより楽しくなるようなアプリでもダウンロードして使ってみようと思い、いくつかiOSアプリをダウンロードして使ってみました。

今日は、そのうちの一つを紹介してみようと思います。

アプリ名は「ゆるぶら日本一周 伊能忠敬の歩数計」です。

実はかなり昔、皆がスマートフォンなど携帯する前の時代に、手のひらの大きさよりもひとまわり小さいウォーキング用の似たようなコンセプトの非常に安い携帯機器を使っていたことがあります。その機器も、歩数を計測し、日本一周を目標にして今日本のどの県にいるのか教えてくれる端末で、非常に楽しんで使っていました。その時の記憶があって、このタイプのコンセプトのアプリなら、またウォーキングがより楽しくなるのではないかと思ってダウンロードしたわけです。

やはり、このアプリも東京から出発して歩数に応じて日本を巡っていくコンセプトになっており、ウォーキングのお供に楽しめそうなアプリです。

ちょっと面白いのが、私はApple Watchも使っているのですが、時々このアプリから通知が来て、例えばサザエさんの先祖の名前(長くて絶対に覚えられなそうなもの)のようなトリビア的な豆知識を通知してくれるところです。こういうエンターテインメントは是非、邪魔にならない程度に増やしていただけると良いですね。例えば、隣の県に入ったらそこで通知してくれるとかの機能もあったりすると楽しめて良いと思います。

端末が認識する歩数に比べて、このアプリの日本一周している経過としての歩数が一致しておらず、ほぼ後者が前者の2倍くらいになっているように見えるのですが、これは仕様でしょうか?まだアプリの中身を100%理解できているとは全然思えませんが、特に精緻な歩数を計測することが目的ではないし、iPhoneのヘルスケアアプリを見れば実際の歩数も確認できるので、個人的には全く問題と思っていません。しかしながら、もしかしたら使用した時に気になる方もいるかもしれませんので、念のため気づいたことを書いておきます。

もし、ご同輩、あるいはウォーキングを楽しくするアプリを探しておられる方がいらっしゃいましたら、ぜひお試しを。

(なお、下記のアプリの制作会社等、関係者と当方は何の関係もなく、このアプリのダウンロードや使用が増えても、当方には少なくとも何のメリットもありませんので、あしからず。)

 

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人はいつ、どんな時に早期リタイアを決断するのか?

壮大なタイトルになってしまっていますが、明らかに一般化不能な命題だと思いますので、ここでは不可能への挑戦を行うことはせず、単に私の場合の一例を挙げるに止めたいと思います。

私の場合は、我ながら極めて論理的な判断をしたと思います。これは判断が理知的だったかとか適切だったかどうかという意味ではなく(神様以外、判断が適切だったかどうかなど誰にもわからないと思いますので)、働き続けることのメリットとデメリットを天秤にかけてどちらが自分にとって大きいかという論理で判断したという、ただただそれだけの意味です。

メリットの方は、働き続けることによる金銭的なメリットや大きな企業体で達成する仕事での働きがいといった気持ち的なメリットで、デメリットの方はそれにより奪われる時間や労力、その他精神的な負担といったものになります。 昔から、雇われ人として時間と労力を提供する形での労働を定年まで続けることを自明のこととしては考えておらず、若いうちから資産を働かせるべく気づいたら投資の世界に入っていました。結局、物理的にはどこかで人的資産からのリターンよりも金融資産からのリターンが上回ったりしたら、あるいはそうでなくても、平均余命や安全を見た余命から考えて将来の生活に対する十分な資金が準備できたと判断できたらその時点で、自分としてはいつでも早期リタイア適齢期だと思います。

ここで、早期リタイア可能かどうかはあくまで確率の問題であって、どこまで行っても、後年にあの早期リタイアは失敗だった(もっと長く働くべきだった)ということになる可能性はゼロにはできないと考えています。なので、この判断はあくまでも将来の失敗につながる可能性が当人が納得出来る程度に小さくなって、その判断に自身で納得ができたというだけのことです。それはあたかも、今日車にひかれて死ぬリスクがあるが、買いたいものがあるので外出するとか、今日飛行機に乗ったら落ちて死ぬかもしれないけれど、海外旅行したいので出発するといった行動上の判断を天秤にかける行為と割と同じだと思います。この例ではほぼすべての人が同じ判断をすると思いますが、早期リタイアの場合の判断は極めて個人的で、人が違えば状況が同じでも判断の結果は180度変わりうると思います。

この判断を行う上で改めて思い知ったのは、資産が増えれば増えるほど資産増加がもたらす効用が減ってくるという、いかにも経済学的な話です。私は特に贅沢をすることにあまり意味を感じない方で、早期リタイアできる資産水準を大幅に上回る金融資産を構築して将来ずっと贅沢したいという欲望は持てませんでした。なので、これくらいで早期リタイアしても大体大丈夫だろうという資産に達した以降、継続して働くことによる資産増加のメリットを急速に感じなくなりました。そして、これからも継続的に働くことにより時間と労力、精神力等がこれからも会社にずっと奪われ続けるというデメリットの方をずっと強く感じるようになっていったのです。

そんな心持ちだったので、仕事上のキリの良いタイミングで、「ああ、ここだな」という直感のようなものがあり、そこでスパッと辞めることにしたわけです。我ながらずいぶんとあっさりしたものです。

なので、仕事を辞めてどうしてもやってみたいことがあったわけでもなく、仕事をすることがどうしても嫌になったりといった強力な理由に突き動かされて強い決意で行ったものでもなく(通勤時間の長さとロスはちょっと許せませんが)、多分、早期リタイアの事例としてはどちらかというと少数派に属するのではないかと感じています。

こんな感じですので、個人的な今後の興味は、自身が果たして、世間的な通常の選択肢を外れた生活に満足して継続できるのかどうかにあります。このブログの行く末は自身にも全く見当がついておりませんが、「会社を辞めたら自分ならどうなってしまうだろう?」とか、「暇に耐えられるだろうか?」といった疑問や不安は早期リタイアを考えてみた方々が直面する割と一般的なものだと思いますので、このような疑問や不安に関してはもしかすると当ブログが貴重な一事例となるかもしれません。こんな事例発信も、世の中のどこかのどなたかの役に立ったり参考になったりするかもしれませんので、当ブログの運営も含め、早期リタイアを楽しんでいこうと思います。
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新しい靴の購入

毎日歩きを中心に行動していると、靴が致命的な程不適切であることに気づきます。会社員時代はスーツに合う革靴が必須であって、プライベートであっても、電車やバス等を使わずに長いこと歩くことなどまずありませんでした。

しかしながら、早期リタイアした後で、家の近くの町を歩いて過ごすことがメインになると、革靴の固い靴底と、アスファルト道路からくる突き上げが体にダメージをもたらすことを体で感じます。

働いている時もこの突き上げ感は感じていたのですが、体にダメージが蓄積する前に駅に着いたり、会社や目的地に着いたりしていただけでした。

このまま行くと膝かどこかを壊してしまうと思い、ウォーキング専用の靴を買いました。これからは会社員時代の靴をはく機会はほとんどなくなり、このウォーキング専用の靴と過ごすのが常になることと思います。

早期リタイアをすると、身の周りのいろいろなことを昔と全く違う考え方と優先順位で対応していく必要が生じます。経験してみれば当たり前のことではありますが、非常に新鮮に感じます。
 

 

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近くの町の探索

気候もめっきり春らしくなって、ウォーキングに最適な季節になってきました。というわけで、家の近くの幾つかの町や駅まで足を伸ばしてみました。気候の良い時にどこに出かけて過ごすのが良いか調べるためにです。

今までなら決して下車しなかった駅や訪れなかった町を歩いて回ってみて、改めて家の周りの町がどうなっているのかわかりました。久しぶりに行った場所でも前と異なる店舗が入っていたりして様子が変わっているところもありました。

これからは、家から遠く離れた勤務地ではなく、家の近くの町が主戦場です。早くに居心地の良い場所をたくさん見つけたいと思っています。
 

 

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生命保険の整理

早期リタイアを実行した後は、当然のことではありますが、人的資産からの収入がメインの生活から金融資産からの収入メインの生活に切り替わりました。まあ、厳密に言うとSOHOの仕事による微小な人的資産からの収入はあるのですが、今までの人的資産からの収入に比べたら微々たるものです。

すなわち、早期リタイア後の現在、自身が死亡することによる家計の経済損失も今や微々たるものになっているわけで、守るべきものでない人的資産に毎月生命保険料を払っているのが、途端に経済合理的に思えなくなってきます。

実際、家計からすれば自分が早くに死亡すれば、一人分のこれからの何十年の生活費が浮くわけで、保険金をもらわなくても残された家族はより安泰なポジションになるものと思われます。

というわけで、生命保険の解約です。最低限のものだけ残し、自分にかけている生命保険契約を解約、整理するつもりです。
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新しい机と椅子の購入

雨の日は自宅のデスクでSOHO仕事をする前提ですので、すっきりとしたシンプルな机と椅子が欲しくなりました。実は大学に入った時に買った本格的な机と椅子があったりするのですが、もう完全な物置と化しています。

考えようによっては贅沢かもしれませんが、新しい生活にふさわしいと思えるSOHO仕事に適した机と椅子を新たに買いました。まあ、ある意味、自己満足に過ぎない気がしますが、やはり新しい生活のために新しい環境を整えれば自然にやる気も生まれます。

これからの早期リタイア以降の友と思うと愛着のわく道具です。

 

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新しいノートパソコンの購入

ここまでのエントリーでお分かりの通り、Cloud Works等での継続的なタスク関連の仕事と、晴れた日の外出という両必要条件により、SOHO実現のためには機動力があってどこでもパソコン仕事が可能な環境を作る必要がありました。

そのため、早期リタイアを機に、新しいノートパソコンの購入に踏み切りました。MacBook Air 11インチ、128GBです。機動力を優先して、Macでは最も小さいノートパソコンの部類のものを選びました。12インチRetinaディスプレイの新しいMacBookも非常に魅力的だったのですが、タスク仕事がメインであったので、キーボードの使いやすさを優先しました。結果的に正解だったようで、とても快適に使えています。

タスク仕事で、大掛かりな多数のソフトを使用する予定もないことから、最小記憶容量のものにしておきましたが、これも正解だったようです。未だに容量はスカスカです。

Macのパソコンは初めてだったのですが、なぜもっと早くにMacにしなかったのだろうかと後悔するくらいに使いやすい。スタバでドヤ顔でMacを使っている方たちの気持ちがやっとわかりました。ただスタイリッシュだから使ってたわけではなかったのね。スタバには未だに恐れ多くてなかなか入れませんが、とりあえずはMacでドヤ顔人間の仲間入りです。

 

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歩く

前のエントリーで、平日晴れていたら、原則必ず外出して、外でSOHOの仕事をするというルールにしていることを書きました。

そうすることにしたもっとも重要な理由は前のエントリーに書いた通りですが、その他の理由として、外出することにより必然的に多く歩くことになり、早期リタイアで陥りがちな運動不足を未然に防ぐことができるのではないかと考えました。

会社勤めでなくなれば通勤定期もなくなり家と遠く離れた都会に行くこともなく、また時間に追われる仕事も排除していますから、自然と家の周りの幾つかの街に歩いてくり出すことになります。働いていた頃は、通勤や昼食その他なんだかんだで1日大体1万歩は歩いていたと思います。

できれば、これからも少なくともこれくらいは毎日歩きたいと思っています。

 

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妻に気を使う

さて、前のエントリーで、平日の昼間はSOHOの仕事をして、夜や休日は個人的な楽しみに100%没頭するという基本姿勢でいくことを表明していますが、個人的にはもう一つルールを作っています。

そのルールを示す前に、早期リタイアをする上での最大の懸念材料にまず触れたいと思います。世間一般には「亭主元気で留守が良い」と言われ、世の妻たちにとって、亭主が平日の昼間から家でゴロゴロしていたりするのは悪夢なのではないか、当家においてもそれは例外ではなく、早期リタイアが家庭内不和の原因になるのではないかと言った点が、ある意味最大の懸念点の一つでした。

というわけで、以下のルールをとりあえず制定しました。

「平日の昼間、晴れていたら、原則必ず外出する。喫茶店やファミレス等に外出して、外でSOHOの仕事をする。そして外出して使用した食事代、お茶代を上回る額を稼ぎ出して1日を終える。」

なかなかこれも、やりだすと面白いゲームになります。今のところの妻の反応を見る限り、杞憂であったかもしれない気もしますが、これはこれで面白いゲームですので、しばらく続けようと思っています。

 

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早期リタイア後の生活イメージ2

一つ前のエントリーで、早期リタイア以後もCloud Works等で単発的な仕事を探して行っていくという方向性となったことについて書きましたが、この仕事を行っていくうちに、同時にこれは病みつきになってしまうリスクがあると感じました。時間があれば、今提示されている仕事を探し、いつでもタスクを選んで仕事をしてしまうという状況になってしまうリスクがあると。

せっかく早期リタイアしたのに、その自由を100%生かすことなく、空いている時間もタスクを延々と探して、仕事をすることでそれを埋めることに没頭するのも、ある意味本末転倒ではないかと。そうは言っても、これを限定的な機会を的確に捉えて最小の努力で最大の成果を上げるゲームと捉えると、これはこれで面白い面も多分にあります。これはハマりすぎると、なんのために早期リタイアしたのかわからなくなりそうだと思い、個人的なルールを設定することにしました。

SOHOの仕事は平日の昼間のみとしてそれ以外の時間には原則、行わないこととし、それ以外の時間には個人的な楽しみにすべて費やすというルールとしました。酒を飲むのもよし、読書に耽るのもよし、また現役会社員では決してできなかったロールプレイングゲームに長時間興じるもよし。

しばらくは、このルールで日々過ごしていこうと考えています。

 

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