Monthly Archives: 9月 2017

スマートフォンARが普及したら実現してほしいこと – ARドラクエ

AppleがARkitのiOS11での導入を発表して、スマートフォン上でのAR機能の充実がにわかに現実味を帯びてきました。これから間も無く導入されるiOS11によりARkit対応となる端末はiPhone6s以降の端末で、諸説ありますが、例えばリンク先のHPではこの初期対応台数を3億8千万台と試算しています。

ARKitによりARに対応するiPhoneは約3億8千万台

一瞬にしてAppleが世界最大のARプラットフォームを有する企業に変身します。このあたりの戦略の秀逸さはさすがAppleというべきでしょうか。ARゴーグルのような別の機械ベースのARを指向するスタートアップや同じくスマホベースでの専用機能を備えた高機能機種でのARを指向していたGoogleを置いてけぼりにする一手です。

Googleはたまらず、これまで指向していたTangoによるAR開発を辞めて、Apple類似のARCoreを慌てて発表する始末です。ニュース報道によればGoogleの努力目標ベースで今冬に1億台の対応端末を目指すそうです。その頃、上のリンク先記事ではAppleの対応端末は年末にも5億500万台に到達するらしいですから、当面Appleが世界最大のARプラットフォームであることは動かなそうです。

この展開、Apple PayとGoogle Wallet、Android Payの展開と全く同じです。Appleが出てくるとGoogleはまるで自分たちの最初のやり方のまずさにごめんなさいといっているかのごとくに以前のやり方を捨てて、Apple類似のやり方に改めたサービスを再発表します。

なぜ、いつもこんなことになるのでしょうか?GoogleもAppleも全く同じく非常に頭の良い優れた人材であふれているのだろうに、新サービスの展開となるとなぜこうまでやり方の巧拙に差が出るのでしょうか?不思議です。

よく考えれば、iPhoneとAndroidの関係も上の事例とそっくりですね。最初はAndroid開発は完全にBlackberryのコピー端末指向だったのに、スティーブジョブズのiPhone発表を見てアンディルビンが電撃を受けたように、これではダメだとiPhone類似のタッチパネル最適化OSへと180度開発のかじを切りなおしたのは有名な話です。

時代は繰り返すということでしょうか。初めからだいぶ話が逸れました。以降では、一瞬で出現する巨大なARプラットフォームに私が一番期待することを書きたいと思います。

 

スポンサーリンク




 

ARで実現できることには様々あるものと思いますが、私が最もクリアにイメージできてかつ最も期待するのがやはりゲーム関連です。

振り返ってみればポケモンGoのゲーム界にもたらした影響は甚大でした。私が最もこのゲームで高く評価するのが、ほとんど今までになかった、健康に資するゲームだったことです。ゲームと言えば据え置き端末であれば家に閉じこもることになり、携帯端末でゲームを外に持ち出すとしても、座り込んでゲームに没頭したりして、お世辞にでも健康に良いとは言えない状況が普通でした。しかしながらポケモンGoは、ウォーキングに励みたい中年、老年の方が広く自然にあふれた公園等で健康的に楽しむゲームになり得ていて、ここが今までにない良い点であったと思います。

自分の住む県や近隣の県に、これほどの自然や公園や様々なスポットがあったのかを知るとても良い機会にもなりました。

様々な社会問題も同時に生み出したゲームでもありましたが、健康に悪いだけのゲームではない、別の可能性をゲーム業界に見せてくれました。

このようなポケモンGoの持つ良い点だけを生かし、悪い点をなくしていく工夫をすればARゲームにはさらなる可能性があるのではと個人的に予想しています。

私がクリアにイメージできる、ARプラットフォームが立ち上がったらすぐに作って欲しいものは、ARドラクエ、あるいはARゼルダの伝説といった新種のロールプレイングゲームです。ポケモンGoでは実現できなかった、地面に置いてある宝箱や、公園の芝生に広がる3次元迷路といった表現がARkitでは可能になります。ぜひスクエアエニックスかニンテンドーに頑張っていただいて、車も自転車もおらず安全な公園等に限ってモンスターが出現してレベルアップができ、安全な公園の芝生の平地にのみダンジョンが出現して宝箱を探し、勇者のつるぎを求めてボスキャラを倒す、新しいロールプレイングゲームを開発して欲しいです。

果たしてこんなARゲームを開発してくれる会社は現れるでしょうか?楽しみに観察していこうと思います。

 

 

 

スポンサーリンク







減るSOHO仕事その後

さて、標題の件ですが、当ブログを開始してすぐ以下のエントリーを書いており、久しぶりに自分で再度読み直してみて、この内容に関する事後経過報告のエントリーを書いてみるのが良いと思い、このエントリーを書いています。

減るSOHO仕事

 

スポンサーリンク




 

結局、平日昼間のパソコンを持ち出してのCloud Works等を利用してのタスク仕事は、数ヶ月も続かず、あっという間にやらなくなってしまいました。

論理的に考えてどんなに多くの資産を構築しようとも将来破産確率をゼロにすることは不可能で、そのリスクをさらに低減するという目的で行っていたSOHO仕事ですが、この手の仕事の労働効率の悪さは実際にやってみると想像を絶するほどです。

このブログでもどこかで書いた例ですが、明日外出すると車に轢かれるかもしれない、明後日旅に出たら飛行機が落ちるて死ぬかもしれないといったレベルのリスクに対して、毎日平日昼間にSOHO仕事でこのリスクに備えるのは、今になって考えれば、経済合理的な行動にはとても思えません。

本当にこのリスクが心配でそれに備えたいなら、早期リタイアなど何年か遅らせて、何千万も資産を上乗せすれば良いだけのことです。でもこの追加の資産上乗せ行為がアホらしくなるほど、将来破産確率がすでに小さくなったと感じたから、早期リタイアに踏み切ったわけです。

というわけで、早期リタイア後何ヶ月も経たないうちに、SOHO仕事は全くやらなくなってしまいました。

それでも、平日、時には休日にも朝遅くですが家を出て、夕方早くに帰ってくる生活は、早期リタイア直後から全く変わらず、今も延々と続けています。SOHO仕事で外出先でじっと座っていることがなくなった分、遠くまで歩いて移動している時間が増えています。

上のリンク先の、早期リタイア直後に予測して書いた通り、早期リタイアに飽きて経済的に働く必要もないのにまた勤め人に戻りたいと思うことはさらさらなく、今も会社で働きたい、何か労働したいとは1ミリも思っていません。この部分は、このブログ運営で解明し、突き止めたい目的の部分でしたが、私の場合は早期リタイアして1年半ほど経っても、飽きてまた働きたくなるなんてことはつゆほども感じることはなかったという1事例になりました。

多分この点については、これから何年も早期リタイア生活を続けても全く変わらないのではないかと予測していますが、これからも自身を観察し続け、思い出したように当ブログで経過を記録していこうと思っています。

 

 

 

スポンサーリンク