去年は、夏のあまりの暑さに嫌気がさして、早期リタイアで毎日が日曜日である事をいいことに、2週間ほど北海道へ車で旅行に出かけ、北海道のあちこちのホテルに滞在しながら天気の良い時にはゴルフラウンドをする、気ままなゴルフ旅行に行ってきたのは、去年の夏のエントリーで書いたとおりです。
残念ながら、今年は子供の受験の年に重なり、頻繁に塾の送り迎えで車を出すことになっていて、今夏は2週間も自由な時間を確保することが出来ず、今年の暑さも常軌を逸していて北海道旅行したくて仕方がなかったのですが、ここはぐっとこらえて家で過ごしています。
今年も、去年ほどではないにしろ、やはり殺人的な暑さではありますので、8月はゴルフプレイは完全にお休みにしようと思っていたのですが、家から行けるコースで早朝スループレーができるゴルフ場を見つけ、試しに回ってみたらこれが見事にはまりました。
朝の4時台、5時台にスタートして朝の9時、10時にはもうラウンドを終えて帰る時間ですので、日差しが強くなってジリジリする頃にはもう、涼しいクーラーの効いた車内での帰り道です。
これはいいと気に行って、今年の夏は早朝スループレイだけすることにしました。
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話は変わって冬場から春にかけてあれほどビタビタ決まっていたヒンジ逆ヒンジを使ったウェッジのアプローチが、夏になるとなかなかピンに寄らなくなってきました。特に球の高さが揃わないのが致命的で、春までと違って長い距離のパットが残ることが度々起こります。その原因を分析してみると、夏芝でグリーン周りではボールが芝ですっぽり埋もれているケースが多くなり、スクエアに構えてヒンジ逆ヒンジを使うアプローチではボールの手前の芝も一緒に打つことになり、葉の強い夏芝ではフェースとボールの間での芝の挟まり具合が変わると、特にボールの飛び出す角度にばらつきが大きくなってくることに気づきました。
これに気づいてから、夏はアプローチも衣替えが必要だと感じ、夏にはどんなアプローチをしたら良いのか、アプローチ練習場に行って研究してみました。結果、もっともよいと結論づけた方法は、ウェッジでフェースを開いてコックを使わないバンカーショットのイメージで大きく振って、ボール周辺の芝と一緒にボールをエクスプロージョンで蹴散らして高く飛ばす方法でした。
この方法はフェースを開いてボールをもっとも飛ばさない方法なので、もっとも大きくかつ力強くスイングすることになりますので、夏芝の厄介にクラブに絡む力にもクラブが負けることなく振り抜けます。結果、距離が合ってアプローチの成功率が高まります。
つくづく、ゴルフは1パターンの方法では通用しないものだと、賢く状況や季節に応じた最適な方法を選択していくことが必要なのだと思い知りました。
最近は、もう狙って70台を出すラウンドができていて、ここからの進歩はパットの上達、向上にかかっていると感じています。また、ここからのパットの向上は、主にスイング方法といった技術面ではなく、精神面や集中力、感覚をとぎすます能力にかかっている気がしています。
どちらかというと、ぞんざいに適当に打ってしまうことで失敗し、集中力を持ってじっくりと打てた時にうまくいくタイプなので、ラウンド中どれだけ丁寧にパットし続けられるかが鍵となると感じています。
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