最近、ゴルフスイングでインパクト時に自分から見てシャフトが逆Cの字に、真正面の人から見てシャフトがCの字にしなるようにして打つスイングにはまっています。ゴルフの雑誌で柔らかいシャフトの練習クラブで練習する効用について読み、自身でもインターネットで柔らかいシャフトの練習クラブを買って、本屋でクラブのシャフトのしなりを使うスイングの指南本を読んで、インパクト時にシャフトが飛球線方向にしなるように打つと実際にうたわれているような効用があることを練習場で自身で確かめました。
その効用とは、ボールが捕まって自然にドロー球になること、そして球が高く上がることです。
それで、実際のラウンドでも、このシャフトの逆しなりを利用したスイングをやり始めました。
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その結果はやはり練習場でのテスト通り、コースでもドロー系の捕まった球になりました。同時にアイアンでも左に捕まった強い球が出るようになり、試行錯誤の結果、インパクトで今までよりも腰を切って体を開いて打つことにより、狙った方向に捕まった球がアイアンでも打てるようになりました。
やはりアイアンでも球が高くなり、ボールを強烈に拾うようになりました。なのでボールの下半分にアイアンの歯を入れるように、すなわち地面より5mmから1cm程度地面より上でボールにコンタクトして、乾いた音で直接カツンと打つイメージで十分高く上がるナイスショットが出るようになり、アイアンも恐ろしく簡単になりました。特に長いアイアンがとてもやさしく打てるようになった感じです。
注意点としては、インパクト時のシャフトの逆しなりが大きくなるので、フェアウェイウッドで地面から打つ際にトップしやすいことです。これは手持ちの硬いシャフトを使うことで解決しました。硬いシャフトでも高く上がるので前よりも良い球になりやすい感じです。
このスイングのやり方は、特に目立った方法論があるわけではなく、柔らかいシャフトの練習クラブで逆しなりがインパクトで起こるようにスイングしてみればすぐに体でわかる感じです。
実際にこのスイングをやった後でこのスイングを頭で解析すると、スイングのスタート時にヘッドが置いてけぼりになりシャフトが逆しなりになり、これが戻ってくる力を利用してトップで手首が先に降りてくることでまたヘッドが置いてけぼりになりシャフトが順しなりになり、これをインパクト前に体全体で手を止めるようなイメージでヘッドだけが走りインパクト付近でヘッドが先に行く逆しなりにシャフトがしなっている感じです。
インパクトでシャフトを逆しなりにするには体全体の力を使っているようです。手首はグラグラさせずにしっかりと持ち、インパクト直前にさらにキュッと締める感じです。インパクトで手を減速させるために、腕、背中、ももの裏側、ふくらはぎの筋肉を使っている感じで、今までよりも違ったところの筋肉をたくさん使っているようです。シャフトのぐにゃっとしなった状態の反作用を体全体で押さえ込んでいるので起こる現象なのではないかと思います。特にハードでもなんでもないアイアンのSシャフトでも、明確にインパクトで逆しなりを起こすようにスイングすると、結構な体力と体全体の筋力を使います。逆に手先、手首では操作する感じはなく、逆に手首がグラグラしないでシャフトのしなり戻りの力に負けないようにしっかりと支える方向に力を使っている感じです。
出る球はドライバーでもアイアンでもきれいなドロー球になります。このスイングをしているうちは弱々しいスライスに悩むことはなさそうな感じで、今までとは真逆な感じですので、このままこのスイングを続けていこうと思います。
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