日頃のゴルフラウンドで特段の飛距離に不満がなく、それなりに上手くラウンドできていると思っていたのですが、ふと気づくと周りのひとまわりもふたまわりもお年寄りの同伴者の方とドライバーの飛距離が大して変わらなくなっていることに気づきました。
これは年のせいなのかと思いましたが、どうも違っていたようです。
背中の故障から、左肘を曲げたままスイングする方法で再度ゴルフができるようになり、この方法でスイングしてラウンドするようになってから、背骨と体幹に負担をかけないようにスイングすることを目指し、その過程で、飛距離よりも正確さや球筋を操ることに重きを置くようになって、自然とボールを置きに行くスイングになってきたように思います。
こういった経緯で、ふと気がつくとトップオブスイングで両グリップが右肩や右耳のあたりまでしか上がらないスイングになっていました。
これでも、そこそこの距離は出て球筋も操れ、それなりにコースを回れていたのですが、ふとこの状態に不満を持ってしまうと、それを改善したくなってしまいました。
このエントリーはそれで私がやったことの記録です。
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現象としてバックスイングが小さくなっていることによる結果なのではないかと疑いましたので、トップオブスイングで両グリップを頭の上まで上げて、シャフトを地面と水平に近くなるまでクラブをあげることを目指しました。
その過程で、肩や肘を緩めて担ぎ上げたり、手首のコックを必要以上に深くしてしまえば、今のクラブの構造に合わない、フェースを大きく開いて上げ、フェースを閉じてインパクトする、ボールの行方はボールに聞いてくれというスイングになってしまいますので、逆にできるだけフェースを開閉しないで深いバックスイングになることを目指しました。
結果、肩甲骨を柔らかく使って、頭の後ろを動かさないまま、肩を90度以上回してスイングする方法に行き着きました。
このスイングをラウンドで試行錯誤してみた結果、イメージ的には松山英樹プロのような、トップでひと呼吸置いて、バックスイングで起こるシャフトのしなりをゼロクリアさせた後、自らのダウンスイングでのスイングパワーでシャフトのしなりとしなり戻りを起こすスイングで振ると上手く行くという結論に至りました。
このスイングでは、手首のコックを積極的に使わず、大きなスイングをすることにより飛ばすことを目指すものですので、おのずとボールが曲がりようがありません。なので、今までと異なり、ボールを曲げてホールを攻めることを止め、ストレートにホールを攻めるようになりました。
同時にインパクトの精度が上がり、シャローなインパクトでボールコンタクトできるようになりましたので、特にフェアウェイウッドで目を見張るナイスショットが続くようになりました。アイアンもインパクトの精度が上がったせいか、バーディチャンスに度々つくようになりました。
何より、ドライバーが飛び、ミドルホールの2打目がウェッジでちょんと打つだけで良くなるケースが増えました。昔の若い頃を思い出します。
ボールが飛ばなくなったのは年のせいではなかった。単に体が楽をしていただけだったということが、今回のことで嫌という程わかりました。
体を柔らかく保つことに今後も務め、気持ちよく遠くに飛ぶドライバーショットを今後も楽しみたいと思います。
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