ワンレングスアイアン導入の成功に気を良くし、またデシャンボープロの合理的思考と試行錯誤の結果が良質なプレー結果につながることを経験して、他にもできることはないかと次にアームロック式パターを試すことにしました。
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実は、昔もアームロック式のパッティングは試したことがあるのですが、その時は普通の長めのパターをそのまま使うものでした。それなりに結果は出ていたのですが、アームロック式の手首がロックされる感じは、スプリットなグリップでもほぼ再現できることを発見して、そこからアームロック式のパッティングはやめていました。
しかしながら、今回、ワンレングスアイアン導入の成功の後、他にも試す価値があることがあるのではと、アームロック式パッティングについて調べていると、アームロック式パターは、そのハンドファーストな構えに合わせてロフトが多めになっているとのこと。またデシャンボーはグリップの平な部分を左腕の方向に合わせたり、ロフトをフェースの下は少なめ、上は多め等、その他にも工夫がされていることを知り、またアームロック式パターは回転半径が大きくなることによる好ましい効果もある等、個人的に把握していなかった魅力があることを知りました。
これは、もう一度、本格的に試してみる価値があるのではと思い、思い立ったが吉日と、早速アームロック式パターをインターネット注文し、ラウンドに持っていきぶっつけ本番で試してみました。
結果は、ぶっつけ本番にもかかわらず、良い感触でした。不慣れで距離感がノーカンになることもなく、ショートパットの方向性も抜群で、神経をすり減らすことがない。
今までは、ショートパットは気を抜くと手先で余計な動きをして引っ掛けたり押し出したりするので、手首が余計な動きができないよう、ショートパットの時は低く小さくスタンスを広げて構え、手首での操作ができにくい構えを意図的にしていました。それでもたまには引っ掛けたり、押し出したりというミスが起こり得る状態でした。
ですが、このアームロック式パッティングだと、そもそも手首が動きようがない。何の神経を使うこともなくショートパットができてミスがないのは魅力です。また、ロフトの大きくついたパターのおかげか、初めてでも距離感が合い、ロングパットもとても上手く行く。
これは、良いものだと1Rで直感しました。
ただし、今までのパターとは比べ物にならないくらい重いので、今までような感覚で素振りもせずにあっさりバーンと打っていくと大オーバーしそうで、慎重に素振りをしてから本番パットをするようにルーティーンが自然に変わりました。
このアームロック式パッティングとワンレングスアイアンの影響か、コロナ禍で少ないラウンドなのに、ラウンド内容がとても満足いくもので、とてもゴルフが好調です。数多くの修練を積むことで達成される成果も良いですが、何の修練もなくうまくいく方法を見つけることによって良い結果を出すのも良いものです。何しろ、労力も時間も、体力の消耗も故障もない。歳をとればとるほど後者の努力が必要だと、結果も踏まえ痛感します。
そのためには、ただのアマチュアの思いつきで100通りを試すより、デシャンボープロのような世界的なトッププロが先端科学をフルに活用して何百もの試行を繰り返した結果により有用であると判明した1つのアイディアを試す方がよっぽど価値あるものが得られる可能性が高い。今回の一連の検証でそのことを痛感しました。
季節的にまた新型コロナの感染者数が増えてきて、これからまたあまりゴルフラウンドが出来なくなる可能性が高そうに見えるのが残念でなりません。これからも、GoTo推奨で経済を回すことが望まれているのであれば、積極的にラウンドし、宿泊して経済を回すことに貢献し、感染者数が多くなりすぎて自粛が望まれる状況になれば、来シーズンに向けて、どうしたら練習せずにゴルフの良い調子を来季に持ち越すことができるかを研究していこうと思います。
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