スイングのモーノーマン化が加速して、フルショットはストレートに狙ってコースを攻略していく事が板についてきましたが、それでもまだ足りないという経験をあるラウンドでしました。あるコースのあるホールではグリーンが奥に向かって傾斜しており、フェアウェイのいい位置からウェッジで打ったセカンドショットが、ピンの手前の狙った所に着弾したのに、ボールが止まらずにグリーンの奥の一番深い所まで転がっていってしまいました。運良くここでは2パットのパーが取れたのですが、こういう状況でボールを意図的に止める技術がなければこのようなホールは攻略できないと思い知りました。
そこで翌日早速ゴルフ練習場に行って、ウェッジ等の短いアイアンでスピンで止めるショットを練習してきました。
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ゴルフ練習場で試した結果、スピンをかける打ち方は以下の通りに落ち着きました。
アイアンのフェースを開いて構え、それで目標の右に向くフェースを、シャフトを普段よりフラットに傾けてアドレスすることにより相殺して、フェースを目標に合わせます。後は、ダウンブローにターフを取る気持ちで鋭角に打ち込んでターフを取っていくだけ。フェースを開く分、ワンクラブ距離が落ちるのでそれを踏まえたクラブ選択をします。これで練習場で良さそうな感じでしたので、このやり方をコースでも試してみました。
結果はとても満足いくものでした。普段ならボールが止まらずにグリーンの一番奥まで転がってしまいそうな所でちゃんと止まってピンの手前にナイスオンが続きました。特に打ち上げのホールで、グリーンへの着弾が鋭角になる状況でこのスピンをかけるショットが有効です。
ちゃんと考えて、技を使ってホールごとに最適な球で攻めて行く事の重要性を再認識する機会でした。もしかすると、ショートアプローチでもスピンを意図的にかけていくことでうまく攻められるケースがあるかも。ショートアプローチはヒンジ逆ヒンジアプローチと自身で勝手に呼んでいる、高くドローンと柔らかく上がってボテっと落ちて止まるほぼノースピンのアプローチを多用してきましたが、スピンアプローチも研究する価値あるかもと思いはじめました。
この研究もやっていこうと思います。
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