長い間、速いタイミングでのスイングでゴルフプレイをしてきましたが、試行錯誤により、バックスイングをゆっくりと行い、バックスイング中にシャフトにストレスをかけないようにスイングすると、インパクトが安定して良好な結果になることがわかってきました。
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具体的なメリットは、まずフェースの芯に当たりやすくなる事。そして本質的に同じ現象かと思いますが、フェアウェイ等の地面からのコンタクトが安定する事。フェアウェイウッドもアイアンも、素直にまっすぐのヘッド挙動で綺麗にボールに当たっているのが分かります。
なぜそうなるかですが、こういう仮説を立てています。
パックスイングを早く上げると、ヘッドが遅れてシャフトにしなりが起きます。そして高確率でシャフトのしなりだけでなくねじれや縦方向のしなりも。これにダウンスイングでのさらなるしなりの追加で、インパクト付近のシャフトの挙動が振るたびに違うものになっているのではと。これを、バックスイングでシャフトのしなりやねじれが起こらないようにそっとゆっくり上げると、シャフトのインパクトでの挙動は、ダウンスイングでのしなりとその反動のしなり戻りの結果だけになります。3回のしなりねじれの結果から、2回のしなりねじれの結果になり起こる現象が減るので、不確定要素が減って、かつ初動の不適切な挙動の増幅現象がなくなって、インパクトが目に見えて安定するのだと思います。
もしかしたら、3回しなりねじれの力をうまく増幅させれば、ドライバー等でびっくりするほどの飛距離が飛ばせたりするのかもしれませんが、これを意図的に起こすには確率が悪すぎます。ドラゴン競技ならともかく、通常のゴルフプレイには不向きな動きかと。
逆にいうと、ドラゴン選手などは当然のように、このパックスイング、ダウンスイング、インパクトのしなり戻りと、3回のシャフトの動きを最大限に利用して最長不倒の飛距離を出しているのではと推測します。
普通のゴルフプレイでは、インパクトの質が良くなって、ショットの平均点が上がる方がずっと良いので、このゆっくり上げてバックスイングでシャフトにストレスをかけない打ち方を続けていこうと思います。
話は変わりますが、今日の早朝ハーフラウンドでのグリーン周りのアプローチで、ヒンジ逆ヒンジアプローチで直接アプローチをカップインしてきました。ロングパットを決めたバーディも取ってきて、ゴルフの醍醐味を味わい尽くしています。若い頃に考えた、思う存分プレーしたい時に存分にゴルフプレーをしたいという願望が、振り返ると当然のようにかなっている。ここにお金の心配も時間の心配も何もない。不思議ですけど、現実的に実現可能な願い事は大抵ことごとくかなっている気がします。なんだか引き寄せの力のような、スピリチャルな力の存在を感じてしまいます。
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