今年もUNHCRに寄付してきました。主にウクライナの防寒対策用の目的で寄付しています。郵便局では10万円を超えると窓口扱いになってしまうので、また今年ももう一回寄付して総額二桁万円の寄付にするつもりです。
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誰もが目を逸らしているか理解していないだけで、ウクライナは我々の代わりに独裁国家の犠牲になっています。日本だけでなくヨーロッパのロシアに隣接する国々も同じです。日本の一部のおめでたい人々は日本は米軍基地があるから大丈夫だと思っているだろうけど、そんなことはない。米国だって米国内の大都市に核を落とされて何百万人を犠牲にしたくないから、いざ事が起こればレッドゾーンを設けて、双方踏み越えないラインによりその最悪事態を回避しようとするはずです。ウクライナで当初それが起こったように。例えばロシア、中国は日本の米軍基地には直接攻撃しない、米国等は日本に武器支援はするが、米軍基地に直接攻撃をされない限り、ロシアや中国等日本の侵略者と直接対峙しない等。
米国だって日本の国民のような、徴兵制を敷いて本気で侵略者から国を守ろうとしない国に対して、本気で命をかけて守ってくれるはずがありません。ウクライナだって核を放棄した時に米国、英国は核放棄して抑止力を失うウクライナに対して自分たちが代わりに抑止力になることを約束したはずです。それにもかかわらず、相手が長距離レンジの核攻撃可能なロシアであるとなった途端に、自国への核攻撃を受ける事を回避したい一心で、武器供与だけで勘弁してくださいと言わんばかりの腰引け対応に終始しています。
これは、将来に台湾や日本の離島が中国のターゲットになった時に起こるだろう事を如実に想起させます。自国の大都市への核攻撃のリスクを顧みずに身をていして他国を守る国などあるわけがないのです。
今の所、ロシアと中国が日本への軍事攻撃をしそうな国ですが、今のロシアの蛮行を見て、合理的に不可能なことはロシアや中国はしないと考える人はお花畑な世界にいます。構造的に独裁者は合理的に判断できない状況にあります。また、中国はこの先、不動産クラッシュ等による国内混乱の矛先を国外に向けることによる権力者個人のいっときの安寧のためだけに他国への敵対心を醸成し、攻撃し始めることは十分あり得ます。
独裁者の判断基準は、勝てるか、国が繁栄できるかであるとは限らない。自らに向かってくる刃を国外に向け、権力者個人のいっときの安寧を得ることが目的となる場合が十分あり得る。中国が将来、日本と世界の混乱の原因となる時には、多分この展開になるのでは。
間違いなく、ウクライナは我々の代わりに犠牲になっていて、ウクライナの代わりに北海道が矛先になって、厭戦気分を醸成するためだけに、東京、大阪等大都市に長距離ミサイルが定期的に飛んでくる展開もあり得たし、今後もあり得ると思います。
ロシアはウクライナで国力が削られ続けてるために、日本が犠牲になる可能性は減ってきていますが、中国はこれからです。中国国内が混迷を極める中で台湾をはじめとする近隣諸外国に矛先が向かない展開であることを祈ってやみません。
というわけで自分にできるウクライナ支援は必須と思い、ウクライナをサポートする寄付を今年も行うわけです。一日も早いロシアのウクライナからの撤退と侵略国家の没落を望みます。