Author Archives: Sakura

レバナス等のレバレッジ投資商品の長期積み立て投資は矛盾をはらむやってはいけない投資である理由2つ

何かあちこちで踊ってるレバナスという文字、ナス料理の一種かと勘違いしそうな言葉ですが、調べてみるとやっぱりレバレッジをかけてアメリカ株式市場の一つ、ナスダックに投資する方法のようです。この投資をやるのはいいのですが、この投資を長期でやったり長期積み立て投資でやったりするのは、矛盾をはらむ不利な投資になるのでやめた方が良いという話です。

その理由は二つあります。

 

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まず理由一つ目。これは一日と言った超短期の場合でも同じなのですが、原理的に指数の2倍3倍を丸々取れる話はこの世の中にはないということ。これは信託報酬と言ったコストがかかるからと言った単純な理由だけではありません。もっと深刻な理由があります。なぜ、一倍の資金しかないのに2倍、3倍のポジションが持てるのか、その理由は構造上、他人の資金を借りてる格好になるからです。俺は借金なんかしてないぞと思うかもしれませんが、ファンドやETF内でそれは実質行われています。例えば先物を用いて資金額を超えたポジションを持つ場合は先物の買い方が売り方に実質的に払う格好になる短期金利がその借金の金利として効いてきます。これは分離されてないので分かりにくいですが、株価指数先物の理論価格を十分理解すると納得できます。先物の買い方は期日までの期間分の金利分だけ現物価格よりも高く買う必要があり、後日精算及び決済するときは残り期間が短くなってその経過期間分の短期金利相当分だけ低くしか売ることはできません。本質的に買い方が売り方に投資期間分の短期金利を払っているのと同じ結果が先物価格の動きからもたらされる。これは先物ではなく、別のスキームであったとしても逃れられないものです。

そもそも2倍の投資成果とは言っても、実際は一日のような超短期でも「2倍マイナス短期金利」の成果しか得られない代物なのです。特にこれからのUS短期金利が上がって行って高い期間においてはこの影響は甚大で、「2倍マイナス短期金利」ニアリーイコール「一倍」という結果になりかねない。

これ、短期金利の低い円で借金して為替ヘッジしても短期金利差がコストとして上乗せされますので同じ結果になります。この世の中にはフリーランチはない。ただで自己資金を超えるポジションはもてないのが、身も蓋もない現実なのです。

理由二つ目。これは長期投資で効いてくる要因。レバレッジ投資はボラティリティがコストとして跳ね返ってパフォーマンスを悪化させる要因になります。

例えば、2日かけて原指数が上がって下がって元に戻っても、下がって上がって元に戻ってもレバレッジ投資結果は元本割れになります。これは自身で一度計算してみるといいです。原因は、日単位でポジション調整されてその時の資金の二倍のポジションを必ず持っているから、上げの時に持ってるポジションの大きさより下げを食らう時のポジションの大きさの方が必ず大きくなることから来る構造的な問題です。これは昔から指摘され続けていますが、過去を知らない若い投資家は知らない人が多いのでしょう。

この二番目の要因で行ったり来たりを繰り返す度にレバレッジ投資はリターンを毀損していきます。日経平均等のあまり上がらずヨコヨコで行ったり来たりだと、原資産は少なくとも長期的には下がってないのに、レバレッジビークルの方は盛大に元本割れの右肩下がりで早期償還して消えて行ったりします。

上記の2つの理由で、レバレッジ投資ビークルの投資成果は超長期では謳い文句の原資産の2倍3倍とは程遠いひどい結果になることが典型的です。

構造的に長期投資には不利な要因をはらんでいる商品で長期投資をやるのは、シンプルに言って自殺行為。運良く右肩上がりが超長期に渡り続き、目立った損害を受けずに成果を得る確率はゼロではありませんが、その確率は天文学的に低い。自ら構造的に勝ち目の薄い勝負を挑むのは愚かすぎる。還元率9割のパチンコで資産を作ろうとするくらいの無謀なことだと思います。

レバレッジ投資ビークルは短期の投機で使用するもの、投機をするつもりがなければ無縁であるべき商品です。

 

基礎学力が重要であることを再認識

コロナ禍の第6波の最中にこのブログを書いています。この波の最中にSNSでは実効再生産数が年始の爆上げの5〜6水準から、2〜3水準への下げを見せたことを見て、事態を軽く見たい筋が既にピークアウトしていて蔓延防止措置など必要ないと騒いでいます。

その最中にも日本各地の感染者数が毎日1.25-1.3倍のペースで爆発的に増え続けています。

ここに私は基礎学力の欠如を見てしまうのです。

 

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今まで実効再生産数がピークを打ったら数週間の後に感染者数もピークを打って減り始たから今回もそうなるはずだというのは一種の経験則です。でもこれは再生産数の意味を踏まえていない。この再生産数は1を超えていれば感染者数は増え、1を割れば感染者数が減っていくという指数です。今までの波では、1.7とかでピークを打ち、それが1以下に下がったから感染者数が下がったわけであって、今回は破格の5とかに上がった再生産数がピークを打ってただ3以下に下がっただけなのです。

再生産数が3ならば、世代期間である5日後に感染者数は3倍に増えてしまう。ピークを打ってからの経過日数ではなく、その時点の指数の絶対水準が重要なのに、その情報の解釈がまともにできていない。

数学的能力の圧倒的な欠如が見られます。自身の子供を見ても、文系だからといって高二レベルの数学をもう必要ないからといって捨てる。これが、高二レベルの等比級数のあたりの知識が足らず、コロナ禍の今、世の中で起こっていることが正しく理解できない原因になっていると思います。

この非日常の状況下で、自身で考えることのみならず、学生の時に基礎学力をしっかり身につけておくことの重要性をあらためて痛感します。

 

 

 

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ゴルフ – ショットとアプローチの肝は左肩関節にあり

表題の件が、最近発見して数ヶ月の間、実践し続けている個人的なスイングの肝となっています。

このポイントが良いショットをするための最重要点だと思いますので、これを記録に残しておこうと思います。

 

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左肩関節をどうするかというと、左手の長さを短くするように、左上腕を左肩方向に押し込んで構えること。

これにより、2点のメリットが生まれます。

1点目は、これにより、肩関節の可動域が180度くらいから90度くらいに狭まること。そしてただ狭まるだけでなく、これにより左腕の飛球線方向への回旋が制限され、フェースがスクエアな状態より左に回せなくなること。これで、左肩関節を回せる範囲で最大に左に回すようにしてインパクトを迎えれば、自動的にスクエアなインパクトが迎えられるという寸法です。左肩を緩めて使うと、肩関節は扇のように180度動き得て、その中心のあたりでインパクトできてスクエアにボールに当たるかどうかは完全に運になってしまうのとは雲泥の差です。偶然ではなく必然でボールをまっすぐ飛ばすための方法論になっています。

2点目は、左肩関節を上に押し込んだ状態で体を使うことで、体とポールとの距離が確定して、ダフリトップがなくなることです。左肩を柔らかく使えば、特に肩関節が柔らかい人ならば10センチ以上のレベルで腕の長さが伸びてしまいます。これでスイング半径が伸びて、ダフリの原因になってしまいます。それが嫌で左肘を引いたりすると今度はトップ。肩関節が柔らかい人ほど、振る強さを変える度に左肩関節の伸び方が変わってしまい、回転半径が変化してダフリトップの原因になります。これはフルショットだけではなく、アプローチでも同じで、左肩関節を上に押し込んで構え、そのまま左肩関節を緩めないようにスイングすると、正確に構えたところにリーディングエッジが戻ってきて、精度の高いヘッドコントロールが必要な難易度の高いアプローチがいとも簡単にうまくいきます。

これに気づいてから、ショットもアプローチもとても精度が良くなり、原因不明のダフリトップ等の不調がなくなりました。

正直、傍目から見たらほとんどわからない違いなのですが、重要なポイントは細部に宿るということでしょうか。モー・ノーマンの動画とかを見ても、この左肩関節を決めるような動き、やっているように見えます。精度の高いスイングをするには必須のポイントなのかもと思います。

 

ゴルフ – 下りのきついパットは芯を外して打つと良い

都会の狭いコースは大抵、グリーンが難しくなっているパターンが多く、その典型的なパターンなのが受けグリーンでかつ、バンカーや打ち上げで手前からの簡単なアプローチを受け付けず、パーオンを狙うと得てしてピンの上についてしまい、触るだけでグリーン奥からピンを大オーバーしてしまうという展開。

パーオンなら3パットのボギー、ボギーオンなら3パットのダボが待っています。

この解決策、割と単純でしたので、それを記録しておきます。

 

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その解決策は表題の通り、パターの芯を外して打つというもの。私の使っているパターでは、フェースの先で打つとよく、勢いの殺せたボールでカップ付近で止めるパットが打てます。

これ、ラウンドしてると気づいている人は少なく、パターの芯でポールを打って大オーバーしての3パットを何度も何度も見る事になります。芯で打ってる限り、カップ付近で止まる球を打つのが不可能に近いことが、同伴競技者が延々と下りのパットをなすすべなく大オーバーさせているのを見続けているとわかります。

極めて単純ですが逆転の発想というか、クラブは芯で打たなくても良い、もっというと芯で打ってはいけない状況があり得るということ、気づかないだけで延々とストロークを無駄にし続けることになります。つくづく、固定観念に囚われてはいけないと思います。

本来は、奥からは触れるだけでグリーンを転げ落ちていくような速いグリーンなのに、手前からのアプローチを許さないレイアウトとかやりすぎ感満載なのですが、都会に近いコースでは距離を確保できず、土地もなく無理なレイアウトも多くて、こうでもしないとコースの難易度が確保できず、この手の無理筋な形をしたホールが多いものです。

この手のレイアウトのホールで、触るだけで大オーバーになるパッティング状況での芯外しの打ち方はとても重宝します。

間違いなくずっと使えて、必要性がなくなることがありえないノウハウと思いますので、記録に残しておきたいと思います。

 

新型コロナの専門家と称する人間が軒並み素人以下な理由

表題の理由ですが、世界の情報の処理能力に劣っている、欠けているせいなのではと疑ってます。

できるビジネスマンなら、度々、このタイプの商品やセールス、サービス等等、いまだ一度も試した事がない事象に直面した場合に、世界の社内ネットワークや業界のつながりや情報網等、使えるものは何でも使って、世界中の情報を取りに行きます。それで近い事例等見つかったら、それがどういう結論になったのか、失敗したならその理由は?、その事例と今回との共通点相違点はと言ったあらゆる情報に誰よりも精通するまで研究します。

その過程で、自身のトライの中にある潜在的な問題に事前に気づけたり、さらなる大きな成功を生み出すためのヒントをもらえたりするわけです。これで全てが解決するわけではありませんが、この作業はできるビジネスマンにとっては必要条件で、これをやらない人はまんまと過去の世界中の誰かがやった失敗をそのままトレースしたりするのだから、お話になりません。

 

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日本の新型コロナの専門家としてコメントしたりする人たちの全てとは言いませんが、殆どの人たちはこの作業をしているようには見えない。言語能力の問題か、世界的なネットワーク不足なのか、単なる頭脳の出来の問題なのかわかりませんが、あらかじめ世界の先行事例を参照して精通していれば簡単に予測できているはずの事が理解できておらず、できるビジネスマンな素人が、何を言ってるのかと専門家と称する人を素人未満に感じるようなことが度々です。

これは投資でも似たようなことがあり、世界の先行事例で起こったようなことが各国で次々遅れて起こることはしょっちゅうあります。例えば、2011年にアメリカの最大手通信会社ベライゾンがアンドロイド携帯の強烈な推しをついに断念し、iPhone採用に動き、米国でのアップル携帯シェアが急上昇したことがありました。これは、このアメリカで起こったことが世界中でこれから相次ぎ起こるかもと予想させるに十分な出来事でした。

調べれば世界中の各国でこの状態が見て取れました。例えば中国ではチャイナモバイルが、日本ではドコモAUが、アンドロイド携帯を必死に売り込んで、なすすべもなくシェアを減らし続けていました。

この2011年の時点でいずれAU、ドコモの順で日本の携帯会社はiPhone採用に動くことになるだろう、中国でも最大手チャイナモバイルがiPhone採用することになるだろう、アップルはそれにより大成功するだろうことが、しっかり世界中の情報を精査して仮説検証することのできる人には簡単に読めました。

この情報処理技術、仮説検証技術が有れば、ビジネスでも投資でも圧倒的成功に近づけるわけです。

言葉は悪いが、日本の新型コロナの専門家と称する人たちは、やれること、やるべきことをやっていない怠惰な人たちにしか見えません。そんなことを思いながら、コロナ禍を見ています。

 

 

 

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ゴルフ – バックスイングでシャフトにストレスをかけない

長い間、速いタイミングでのスイングでゴルフプレイをしてきましたが、試行錯誤により、バックスイングをゆっくりと行い、バックスイング中にシャフトにストレスをかけないようにスイングすると、インパクトが安定して良好な結果になることがわかってきました。

 

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具体的なメリットは、まずフェースの芯に当たりやすくなる事。そして本質的に同じ現象かと思いますが、フェアウェイ等の地面からのコンタクトが安定する事。フェアウェイウッドもアイアンも、素直にまっすぐのヘッド挙動で綺麗にボールに当たっているのが分かります。

なぜそうなるかですが、こういう仮説を立てています。

パックスイングを早く上げると、ヘッドが遅れてシャフトにしなりが起きます。そして高確率でシャフトのしなりだけでなくねじれや縦方向のしなりも。これにダウンスイングでのさらなるしなりの追加で、インパクト付近のシャフトの挙動が振るたびに違うものになっているのではと。これを、バックスイングでシャフトのしなりやねじれが起こらないようにそっとゆっくり上げると、シャフトのインパクトでの挙動は、ダウンスイングでのしなりとその反動のしなり戻りの結果だけになります。3回のしなりねじれの結果から、2回のしなりねじれの結果になり起こる現象が減るので、不確定要素が減って、かつ初動の不適切な挙動の増幅現象がなくなって、インパクトが目に見えて安定するのだと思います。

もしかしたら、3回しなりねじれの力をうまく増幅させれば、ドライバー等でびっくりするほどの飛距離が飛ばせたりするのかもしれませんが、これを意図的に起こすには確率が悪すぎます。ドラゴン競技ならともかく、通常のゴルフプレイには不向きな動きかと。

逆にいうと、ドラゴン選手などは当然のように、このパックスイング、ダウンスイング、インパクトのしなり戻りと、3回のシャフトの動きを最大限に利用して最長不倒の飛距離を出しているのではと推測します。

普通のゴルフプレイでは、インパクトの質が良くなって、ショットの平均点が上がる方がずっと良いので、このゆっくり上げてバックスイングでシャフトにストレスをかけない打ち方を続けていこうと思います。

話は変わりますが、今日の早朝ハーフラウンドでのグリーン周りのアプローチで、ヒンジ逆ヒンジアプローチで直接アプローチをカップインしてきました。ロングパットを決めたバーディも取ってきて、ゴルフの醍醐味を味わい尽くしています。若い頃に考えた、思う存分プレーしたい時に存分にゴルフプレーをしたいという願望が、振り返ると当然のようにかなっている。ここにお金の心配も時間の心配も何もない。不思議ですけど、現実的に実現可能な願い事は大抵ことごとくかなっている気がします。なんだか引き寄せの力のような、スピリチャルな力の存在を感じてしまいます。

 

 

 

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世の中には数字が読めない人が多くいる事に改めて気づく

長いコロナ禍で、専門家が「感染が収まる要素がない」と言ってる側から感染者がみるみる減り始めたり、「東京都のモニタリング検査、コロナ陽性率が2ヶ月で18倍に…感染気付かず出歩く人が急増」みたいな記事に騙されて、「東京都は積極的疫学調査を中止して検査ができてないだけだ。実際は無症状感染者が爆発的に増えており、このままだと何十万人という人が亡くなる」とか全国的に感染者数が減り始めている時に真顔で叫び続ける人がSNS上で続出したりする状況を見るにつけ、世の中には数字や統計が読めず、仮説を自分自身の手で検証し続けて確からしい解に辿り着く事ができない人達がこんなにも多いのかと改めて驚きます。

 

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株式の集中投資をしてれば、自分自身の立てた仮説については世の中の誰よりも自分自身が懐疑的になり、世の中に存在するありとあらゆる情報を用いて自身の仮説が万が一にも間違っていないことの証拠を求めて裏を取りにいくのが当たり前なので、その時にやる徹底的な検証に比べたら、上で上げた様な新型コロナに関する仮説の検証などお茶の子さいさいな話で、ほんの数分汗をかいて世の中の統計を検証しに行けば、すぐに確からしい結論に辿り着けます。

こんな事が、感染症の専門家を含め、世の中の人は苦手なのだと、改めて認識しました。

株式市場に、3倍〜10倍になる機会がごろごろ転がっているわけです。

ちなみに、カンとか天啓とかいう先読みでは全くなく、誰でもインターネットで検索して調べられる情報を確認するだけで、8月20日頃には複数の統計数字から、東京は第5波がピークアウトして感染者数が下がっていく可能性が高い事が確認できました。実際に自身のSNSを確認すると、将来の収束を示す統計数字があちこちに増えてきた事をこの当日に呟いている事が確認できます。

もし、「東京都が積極的疫学調査をやめたせいで感染者数が減少して見えるだけで、実際は感染者数は増えている」という仮説を持ったら、その仮説が正しい時に起こるはずの事が確かに起こっているか、世の中の数字や情報、統計を確認すれば良いだけです。実際にちょっと頭を使って検証しに行けば、この仮説はすぐに棄却されます。

ちょっと頭を使って、手も使って、情報を集め検証して仮説が正しいか間違ってるか追求する、慣れれば誰でもできるし何の専門性もいらない事が多くの人にできない。逆にこんな特殊な能力の要らない簡単な努力ができるか否かが、自身の投資を成功に導き、資産を何倍にできるか否かの分かれ目なのだと改めて気づいた今日この頃です。

 

 

 

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ゴルフ – アプローチにハマり、レパートリーが増える

夏になり、特に芝の生え方が不揃いのグリーン周りのラフでアプローチの仕方に悩む場面が増えて、いろんなアプローチを試してみた結果、グリーン周りのアプローチのレパートリーが増えました。今シーズン試して増やしたレパートリーを中心に、グリーン周りのアプローチの方法を文章にまとめてみようと思います。

 

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まず、何年も前から使っているヒンジ逆ヒンジアプローチから。

1)ヒンジ逆ヒンジアプローチ
バックスイングで左手首を手のひら側に折り、インパクト以降左手首を甲側に折り、フェースのリーディングエッジをスイング中ほぼ常に目標に向け続けるようなアプローチ。ボールはふわっと高く上がり、ぼてっと落ちてあまりランなく止まる。グリーンまで距離があまりなく、グリーンからピンまでの距離もあまりなく、どちらかというと寄せ方に困る状況で役に立つ起死回生のアプローチ。天使が真上からゆっくり降りてくるように真上からボールが落ちてピンにゆっくり寄っていく。

2)ヒンジ逆ヒンジアプローチ(ロングバージョン)
(1)のアプローチの距離を出すバージョン。難易度は高くなる。ヒンジを使ってクラブを上げた後に腕を使ってバックスイングを大きくしてクラブの運動量を上げ、クラブを下ろしてきた後にインパクトのタイミングで逆ヒンジの動きを使ってフェースを返さずにボールを高々と上げて、上からボトっと落とす。ライが良いことが必要。そうでない状況ではインパクトがシビアになる。

3)ヒンジストップアプローチ
比較的高くボールを上げ、スピンもかけるアプローチ方法。オープンスタンスに構え、右足前にボール置く。少しだけフェースをオープンにしてバンスを効かせてその分フラットに構え、ヒンジを使ってバックスイングを上げ、インパクトでヘッドを止めるイメージでソールでボール下を叩く。ソールが激しく弾かれないライである必要あり。シビアなライには向かない。

4)トゥ打ちスピンアプローチ
ヒールを上げてトゥをつけて、その分フェースをクローズドに構えて、手首を使ってガツンと打つ。低くでて、強いスピンがかかる。長く下っていくグリーンシチュエーション等で、早くグリーンに着弾させてスピンで勢いを殺してトロトロ転がすのに適している。ヒールをつけずにかつガツンと打つので、芝の生え方が不均質ででこぼこしていてもベアグラウンドでも苦にならずライの悪い状況でも安定して使えるので、とても重宝する打ち方。

その他にも、バンカーショットのような打ち方や、手首をあまり使わないノーマルな転がしやピッチエンドラン等、普通のアプローチショットもあります。

上記はあまり普通っぽくない打ち方で、かつラウンドでとても役立つ打ち方をまとめました。バリエーションが増えると、グリーン周りがとても楽しくなります。今後もラウンドしながら、アプローチの研究をしていこうと思います。

 

 

 

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ゴルフ – 早朝プレーとヒンジ逆ヒンジアプローチの不発、2年前と同じ?

今年も猛暑に悩まされる展開は例外ではなく、ゴルフを楽しみたいが殺人的暑さは嫌ということで、早朝プレー以外の選択肢が閉ざされた感じで、先日今シーズンはじめての早朝プレーに行ってきました。すると、行きの車の中が涼しいこと、涼しいこと。感動してしまいました。

やはり、ここから1ヶ月くらいは早朝プレー一択ですね。暑くなってプレーが嫌になる頃にちょうど上がれるので快適この上ないです。

早期リタイアで、意識しないと自然に夜型になってしまうのですが、真夏の間だけでも朝型への転向が必要と思いました。

 

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スイングのモーノーマン化が板についてきて、コースでどうスイングするかを意識しないようになってきて、かつ大体においてドライバーショットがコースのフェアウェイの目標物である旗に向かってストレートに飛んでいくケースが頻発する様になってきました。スイングを意識する事なく打って、フェアウェイのセンターにまっすぐ飛ばせるようになってきたという事で、とてもよい傾向に感じます。

ラウンドでは、スコアメイクやコースの攻め方に全力集中できるようになってきた感じです。

数多くのラウンドをしてると多くの上手な方に出会うのですが、このパターンのゴルフをしてる方には滅多に出会いません。パープレイ付近で平気で回ってくる上手な方でも、長いクラブになるほど精度が大きく落ちてきて、狭いホールではドライバーを持たない、ラウンドでは何度も意図しないボールの曲がりが起こり、OBやペナルティ一歩手前のケースが何度かあって、上がって仕上げたスコアはいくつものラッキーがベースになっているのが典型です。

ラウンドで一度くらい出るOBやペナルティで、そういう上手な方々は「やっちまった!」と呟くのがお決まりです。気をつけていても、ラウンドで一度くらいは起こるタイミングのミスが必然の、インパクトの瞬間に合わせるタイプの難しいスイングをされていると、一緒にラウンドしていて一打一打ひしひしとその緊張感を感じます。

それを考えると、モーノーマンは偉大だと本当に思います。そんなシビアなタイミングを合わせる作業を神業のように毎回繰り出さなくても、毎回ポーンポーンと平然と真っ直ぐ飛ばせる方法論をひとりで確立しちゃったのですから。

話は変わりますが、最近、ヒンジ逆ヒンジアプローチがまた決まらなくなってきました。夏になって、ボール近辺の芝が強くかつ不規則になってきて、意図しない食われ方をすることが多くなってきました。これはどうしたものかと思っていたら、2年前のエントリーでも同じ経験をしていることに気付きました。

ゴルフ – 夏のラウンドの工夫とアプローチの夏用衣替え

夏は別のアプローチによるショートゲーム組み立てが必要ですね。

 

 

 

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ゴルフ – ダウンブロー&カット軌道でフェアウェイからストレートボールを飛ばす

ドライバーでストレート軌道でフェアウェイを捉えることが全く苦にならなくなってきた一方で、それにしてはフェアウェイからの第2打以降が一打目のようにはいかないことにラウンドを重ねるごとに気づいてきました。程なくティアップしない下からのショットはドライバーとは異なりダウンブローでボールにコンタクトすることが、結果の安定性のためには必要と気づき、二打目以降はダウンブローにボールを捕らえるように変わりました。ボールのライはいろいろで、いつも最良のライで真横からヘッドがボールに綺麗にボールにコンタクトできるとは限りません。どのようなライでも安定的にボールコンタクトできるようにダウンブローに打ち方が変化してきたわけです。しかし、打ち方がダウンブローに変化すると、飛び出すボールもストレートから若干のドローに変化してきます。

 

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よく考えてみたら当たり前のことで、地面から直角でなく斜めにクラブを振ってる以上、最下点より前にボールにコンタクトしてるのだから、ヘッドが体から最も離れる前にボールにコンタクトしているはずです。ダウンブローにボールにコンタクトすれば、それは必然的にインサイドアウトにボールにコンタクトすることを意味するわけです。そりゃボールがドロー回転するわなと納得です。

ドローといってもわずかなもので、その分右を狙えばいいだけなのですが、それがラウンドしててどうも気持ちが悪い。なので、どうにかダウンブローは保ったままボールをストレートに飛ばせないかと練習場で色々試してみました。

その結果、左腕とシャフトが作るスイングプレーンを少し左に傾けて、カット軌道でボールを打っていくことによって、インサイドアウト要因とアウトサイドイン要因が相殺し、ストレートにボールが飛んでいくことがわかりました。

スイングの方法は全く変えずに、ベンホーガンのガラスのスイング面をカットに変化させて振るイメージです。

なので、これからはフェアウェイからの2打目以降は、ダウンブロー&カット軌道でストレートボールを飛ばしていこうと思います。

 

 

 

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