Author Archives: Sakura

ゴルフ – スピンを操る事を覚える

スイングのモーノーマン化が加速して、フルショットはストレートに狙ってコースを攻略していく事が板についてきましたが、それでもまだ足りないという経験をあるラウンドでしました。あるコースのあるホールではグリーンが奥に向かって傾斜しており、フェアウェイのいい位置からウェッジで打ったセカンドショットが、ピンの手前の狙った所に着弾したのに、ボールが止まらずにグリーンの奥の一番深い所まで転がっていってしまいました。運良くここでは2パットのパーが取れたのですが、こういう状況でボールを意図的に止める技術がなければこのようなホールは攻略できないと思い知りました。

そこで翌日早速ゴルフ練習場に行って、ウェッジ等の短いアイアンでスピンで止めるショットを練習してきました。

 

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ゴルフ練習場で試した結果、スピンをかける打ち方は以下の通りに落ち着きました。

アイアンのフェースを開いて構え、それで目標の右に向くフェースを、シャフトを普段よりフラットに傾けてアドレスすることにより相殺して、フェースを目標に合わせます。後は、ダウンブローにターフを取る気持ちで鋭角に打ち込んでターフを取っていくだけ。フェースを開く分、ワンクラブ距離が落ちるのでそれを踏まえたクラブ選択をします。これで練習場で良さそうな感じでしたので、このやり方をコースでも試してみました。

結果はとても満足いくものでした。普段ならボールが止まらずにグリーンの一番奥まで転がってしまいそうな所でちゃんと止まってピンの手前にナイスオンが続きました。特に打ち上げのホールで、グリーンへの着弾が鋭角になる状況でこのスピンをかけるショットが有効です。

ちゃんと考えて、技を使ってホールごとに最適な球で攻めて行く事の重要性を再認識する機会でした。もしかすると、ショートアプローチでもスピンを意図的にかけていくことでうまく攻められるケースがあるかも。ショートアプローチはヒンジ逆ヒンジアプローチと自身で勝手に呼んでいる、高くドローンと柔らかく上がってボテっと落ちて止まるほぼノースピンのアプローチを多用してきましたが、スピンアプローチも研究する価値あるかもと思いはじめました。

この研究もやっていこうと思います。

 

 

 

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ゴルフ – 気づいた事あれこれ

コロナ禍の中ではありますが、去年の秋くらいから誰にも会わない一人ラウンドをはじめ、今年に入ってからは、遠出しないスループレイをはじめ、ゴルフを着々とプレーしてきました。一人ラウンドは一人でスループレーをさせてくれるゴルフ場を予約して食事も風呂にもよらず、会うのはゴルフ場の受付のみで、家のドアtoドアを行って帰ってくるゴルフで、まさにコロナ禍にうってつけのスポーツです。心配は接触感染だけなので、自分のもの以外を触ったらすぐに手を洗い、不意に鼻、口を触らない様にマスクをし続けることを守ってプレーをしてきました。ネックは遠いところのゴルフ場しか一人ラウンドはやっておらず、県境をまたがないと選択肢が非常に限られることです。なので、Goto推奨されていた昨年中には積極的に一人ラウンドに行っていたのですが、しょっちゅうどこかで緊急事態宣言してる今年はそれも行きにくい雰囲気になってきました。

なので今年に入ってからは、普通のスループレーに行ってみました。すると、これが非常に安全であることがわかりました。スループレイなので食事もせず、風呂も脱衣所も使用しないし、元々ゴルフ場で歩くのが好きなタイプなので、自走式でないカートを一人で回す等のケースでしかカートに乗ることもほぼなく、カートで4人集まって談笑すると言った感染危険がある場面がありません。当然、ゴルフ場ではプレー中を含め、ずっとマスク着用です。

ということで今年に入ってからは、普通のスループレーでゴルフをプレーしてきました。

その中でいろいろなことを試し、気づいた事が山ほどありました。それをこのエントリーでまとめていこうと思います。

 

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・ゴルフ練習場に行かない家練習は無駄
コロナ禍でもあり、どこにも出かける事なく家で練習する事でゴルフが上手くなれればそれに越したことはないと、ゴルフの家練習を始めたのですが、これが全くの無駄になる事が経験によりわかりました。家では本球など打てず、プラスチックボールで練習するのですが、この様なボールで家ではまっすぐ打ち出せても、同じ打ち方でゴルフ練習場で打つとひどいフックになるという事象が発生しました。きちんと弾道が把握できない家練習は努力の無駄になることがわかり、家練習は中止しました。

・ヘッドスピードを上げる家練習もほぼ無駄
ヘッドスピードが出る振り方を家で研究しても、ブンブン曲がる打ち方ではコースではまるで意味がないことが経験でわかりました。練習場でまっすぐ飛ぶ振り方を確認して、その振り方でHSが向上する様に練習する必要があります。なので、純粋な体力増強目的とは別に、下手なスイングを固めない様にゴルフスイングに限りなく近いスイング練習は家でやらない様になりました。また、ヘッドスピードにこだわりすぎても、シャフトのしなりを使えないスイングになってしまい、コースでは飛ばない曲がるというケースもありました。ヘッドスピードよりも、コースでまっすぐ飛んで距離も出ているという打ち方が最強で、これを家練習で実現するのはとても困難であることもわかりました。それで結局、ヘッドスピードを上げようとして家練習することもやめてしまいました。

・スイングのモーノーマン化が加速
家練習が無駄で実際のボールを打って飛ぶ軌道を見る打ちっぱなしや本コースでの経験が重要と思い知り、それを数少ない実戦経験で実現するにはストレートな球を基本にして打っていくことが重要と感じました。持ち玉を作ってそれを好んで使っていると、どんどんそのボールを曲げるスイング中の動きが大きくなっていき、しまいにはボールの曲がりが許容範囲外になってしまい、スイングを立て直すための練習が必要になる。これが無駄と感じてストレートボールで基本ゴルフプレーするスタイルに落ち着きました。ボールを曲げて攻める必要があるケースではなるべくウッドやユーティリティを使い、スイングを変化させるのではなく、打点をフェースのトゥよりやヒールよりに変えてギア効果でボールを曲げる様にしました。それにより、いつでもフェースの芯にボールを当てればボールがまっすぐ飛ぶスイングを維持することが目的になりました。
この目的を持ってスイングしていると、どんどんスイングがまっすぐ飛ばすための仕様になっていきます。もともとテンフィンガーグリップでしたが、どんどん左腕とクラブを一直線に構える様になりました。ヘッドをボールから離して構えることも、腰を高く後ろに置いて背筋を伸ばすことも、左腕を外旋して肩の関節を入れる様にして構えることも、純粋な円運動ではなく横長の楕円運動のスイングをすることも、フラットに構えてスーパーシャローなインパクトをすることもすべて確率高くまっすぐボールを飛ばすための意味ある動きであることが実践を通してわかり、モーノーマンがああいうスイングをしている理由が腑に落ちました。

ゴルフはコロナ禍で最適なスポーツであることが経験上わかりましたので、これからも十分注意しながら楽しんでいこうと思います。

 

 

 

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ゴルフ – アームロック式パターを試す

ワンレングスアイアン導入の成功に気を良くし、またデシャンボープロの合理的思考と試行錯誤の結果が良質なプレー結果につながることを経験して、他にもできることはないかと次にアームロック式パターを試すことにしました。

 

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実は、昔もアームロック式のパッティングは試したことがあるのですが、その時は普通の長めのパターをそのまま使うものでした。それなりに結果は出ていたのですが、アームロック式の手首がロックされる感じは、スプリットなグリップでもほぼ再現できることを発見して、そこからアームロック式のパッティングはやめていました。

しかしながら、今回、ワンレングスアイアン導入の成功の後、他にも試す価値があることがあるのではと、アームロック式パッティングについて調べていると、アームロック式パターは、そのハンドファーストな構えに合わせてロフトが多めになっているとのこと。またデシャンボーはグリップの平な部分を左腕の方向に合わせたり、ロフトをフェースの下は少なめ、上は多め等、その他にも工夫がされていることを知り、またアームロック式パターは回転半径が大きくなることによる好ましい効果もある等、個人的に把握していなかった魅力があることを知りました。

これは、もう一度、本格的に試してみる価値があるのではと思い、思い立ったが吉日と、早速アームロック式パターをインターネット注文し、ラウンドに持っていきぶっつけ本番で試してみました。

結果は、ぶっつけ本番にもかかわらず、良い感触でした。不慣れで距離感がノーカンになることもなく、ショートパットの方向性も抜群で、神経をすり減らすことがない。

今までは、ショートパットは気を抜くと手先で余計な動きをして引っ掛けたり押し出したりするので、手首が余計な動きができないよう、ショートパットの時は低く小さくスタンスを広げて構え、手首での操作ができにくい構えを意図的にしていました。それでもたまには引っ掛けたり、押し出したりというミスが起こり得る状態でした。

ですが、このアームロック式パッティングだと、そもそも手首が動きようがない。何の神経を使うこともなくショートパットができてミスがないのは魅力です。また、ロフトの大きくついたパターのおかげか、初めてでも距離感が合い、ロングパットもとても上手く行く。

これは、良いものだと1Rで直感しました。

ただし、今までのパターとは比べ物にならないくらい重いので、今までような感覚で素振りもせずにあっさりバーンと打っていくと大オーバーしそうで、慎重に素振りをしてから本番パットをするようにルーティーンが自然に変わりました。

このアームロック式パッティングとワンレングスアイアンの影響か、コロナ禍で少ないラウンドなのに、ラウンド内容がとても満足いくもので、とてもゴルフが好調です。数多くの修練を積むことで達成される成果も良いですが、何の修練もなくうまくいく方法を見つけることによって良い結果を出すのも良いものです。何しろ、労力も時間も、体力の消耗も故障もない。歳をとればとるほど後者の努力が必要だと、結果も踏まえ痛感します。

そのためには、ただのアマチュアの思いつきで100通りを試すより、デシャンボープロのような世界的なトッププロが先端科学をフルに活用して何百もの試行を繰り返した結果により有用であると判明した1つのアイディアを試す方がよっぽど価値あるものが得られる可能性が高い。今回の一連の検証でそのことを痛感しました。

季節的にまた新型コロナの感染者数が増えてきて、これからまたあまりゴルフラウンドが出来なくなる可能性が高そうに見えるのが残念でなりません。これからも、GoTo推奨で経済を回すことが望まれているのであれば、積極的にラウンドし、宿泊して経済を回すことに貢献し、感染者数が多くなりすぎて自粛が望まれる状況になれば、来シーズンに向けて、どうしたら練習せずにゴルフの良い調子を来季に持ち越すことができるかを研究していこうと思います。

 

 

 

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ゴルフ – ワンレングスアイアンの使用経験記録

デシャンボーの全米オープンでの無双の活躍に刺激を受け、ワンレングスアイアンが気になってしまったので、早速購入して試してみました。この購入の過程で困ったのが、使用感やメリットデメリット等、巷の情報が少なすぎること。そして、使ってもいないのに、酸っぱいブドウのように想像でネガティブな話をする記述がとても多い。結局のところ、これはただの想像の話、これは一回借りて練習場で試打しただけの感想、これは商品売り込みのためのお花畑の話と、実際に使いこむとゴルフの内容がどうなるのかの実情が調べてもさっぱり分からない。そこでせっかく人柱になったことですし、自身の経験を世間の役に立てるべく、ワンレングスアイアンの使用記録をここで記すこととしました。

 

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前提)前提となるスイング等をはじめに記します。当方、50台前半、中肉中背、腕は長め、肩幅広め。行なっているスイングは、左腕とシャフトをほぼ一直線にして構えそれで形成される面に沿って振るワンプレーンスイング。グリップは左手ウィーク気味、右手ストロング気味。アドレスは棒立ちに近いアップライトな構え。スイング中、フェースを出来るだけ開かずフェースを手先で操作せず、シンプルに振っている。このスイングのためにグリップは太めにしてテンフィンガーで握るが左親指はシャフトに沿う伝統的なポジションにしている。ベストスコアは74。アイアンは7番で150yくらい。

目的)アイアンの構えの一本化によるスイング単純化とそれによる再現性の向上とミスの軽減、必要練習量の削減効果が狙い。

試した結果)
1.伝統的なアイアンセットからの切り替え直後にどうなるか、使い込むにつれての変化は? 

クラブが届いてから最初に、6I、7I、9I、GW、SWを持っていつも行ってる打ちっぱなしへ。クラブはグリップを太く変えただけで他は何もいじらず打ってみました。結果は大満足。どのクラブもわずかなドローかストレートの軌道で素直に飛び、最初からちゃんと当たりました。伝統的なアイアンクラブセットでは長いアイアンは捕まりにくく、短いアイアンは引っ掛けやすい傾向があったりしますがその様な明確な傾向が現れにくいアイアンセットの様に思います。伝統的なアイアンセットの傾向ゆえに短いアイアンを持つと自然に軽く加減してスイングすることが長年の習性になっている感がありましたが、このアイアンセットの場合はクラブを替えてもスイングの力感を変える必要がない。なのでウェッジを打った後で6Iを握って素振りもせずに無造作に打ってもちゃんと当たる。結果としてどのクラブも芯に当たりやすく、練習するとクラブフェースのセンターに綺麗な打痕がくっきりと残ります。自分が突然上手くなったかの様に錯覚してしまうアイアンです。

今時からしたらそれほど強烈なストロングロフトのアイアンではないので、飛距離は飛ばないわけでもなくびっくりするほど飛ぶわけでもなく一般的。日頃どういう力感で振るかによって10y20yは軽く変わってきそうな感じがします。このアイアンは振り回しても長いアイアンが捕まらなかったり、短いアイアンが引っかかったりしにくいので、長打のゴルフをしたければ強振して振り回す方向でスイングを揃え、シュアなゴルフをしたければ6割くらいの力感で全アイアンを同じように軽く振ることもできそうです。

とりあえず買ったセットの中で6Iが一番ロフトのないクラブなのであまりロングアイアンの傾向はわからないのですが、6Iまでなら球が低すぎてグリーンで止まらず困る事は無さそうです。6Iでも十分球は高く上がって飛んでいます。将来、5Iを単品追加購入する可能性もありますので、その時は追加でレビューしたいと思います。

練習場で練習した限りウェッジはクラブが長い分、軽く振っても飛距離が出やすい感じがします。ウェッジの球の高さだけは最初ちょっと驚きますがすぐに慣れました。事前想定ではロフトの多いウェッジをピッチを詰めて多く持った方が良いのではと想像していたのですが、実際に打ってみた感触は真逆でした。クラブが長い分、うっかりヘッドが気持ちよく走ってしまうとロフトの多いクラブでも思わぬ距離が出てしまう。この方向のアプローチではグリーン大オーバーのミスが続出しそうです。なので逆に、構えやグリップの持つ位置を変えずにポスチャーを変化させないまま、能動的にクラブのヘッドスピードをコントロールしに行って距離を打ち分けた方が上手くいきそうな感じがしました。

ショートアイアンやウェッジも長いから打ちにくいと感じる事は全然なく、なんの細工も意識もせずにドーンと打てば普通に芯に当たりまっすぐ飛んでいきます。

後日、7Iと同じ長さの24度のロフトのワンレングスのウッド型ユーティリティを一本追加購入して試してみました。このロフトでは普通の長さのクラブではボールが上がらなくて困ることはないクラブです。試すとワンレングスでも、個人的に球の高さは全然問題ありませんでした。ボールは高々と上がって上から攻めることができます。もう少しロフトのないワンレングスクラブでも普通に使いこなせそうです。

ただし、この辺りから、打つボールがフェード系かドロー系か、鋭くビュッと振るタイプかドローンと振るタイプかで短いワンレングスのロフトの小さなクラブが使いこなせるか、使用が難しくなるか分かれてきそうです。持ち球がドローでインパクトで明らかにフェースを立てて閉じて使う人や長いクラブをドローンと振ってヘッドスピードを上げていくスイングタイプの人は、ロフトの少なく短いワンレングスクラブは球が上がりづらく、使いづらくなるかもしれません。

使い込んでいくうちの変化がありましたら将来、追加で文章を記載しようと思います。

2.ロングアイアンは短くなり打ちやすくなるか?

一番ロフトの小さいアイアンが6Iでしたので、十分な検証ではないですが、特段打ちにくくもなく、ほかのアイアンと同様に打てます。特にウェッジを打った直後に6Iを打った時のストレスのなさ、簡単さは未だかつて無かった経験であり特筆ものだと思います。

3.ショートアイアンは長くなり打ちにくくならないか?

私は全く打ちにくさは感じませんでした。それどころか、多分、一発目からなんの細工もせずに普通にちゃんと当たったように記憶しています。ウェッジの球の上がり方だけは最初ちょっと驚きましたが、すぐに慣れました。逆にセット中に伝統的な長さのウェッジが混ざると球の上がる見え方が変わるので、逆に距離感の合わせ方が難しくなるような気がします。

4.ロングアイアン、ショートアイアンの左右の曲がり傾向はどうなるか?伝統的なアイアンと違いがあるか?

伝統的なアイアンセットより、ロングアイアンとショートアイアンの飛び方、球のつかまり方に差が出にくく、ドローの人は全部ドロー、フェードの人は全部フェードで揃いやすいと思います。

5.アイアンセットとして、適切な飛距離の階段はできるか?

今の所、6I以下しか持ってませんが、適切な距離の階段はできていると思います。ただし今の所、5I,4Iを打つとどうなるかは試していないのでわかりません。球が上がらず、適切な距離の階段ができない可能性はあります。

6.ドライバーやフェアウェイウッド等とのバランス、繋がりは?

ドライバーを使う機会のあるショートコースに出ても、特に今までと違ってドライバーが打ちづらくなったりといったことはなく、以前との変化は特に感じません。

後日、本コースに出ましたが、そこでも特に新たな不自由、不都合は全くなし。ドライバーのナイスショットとアイアンのナイスショットが両立し、どちらかが調子良いと、どちらかが悪いと言った逆相関もなし。

7.再現性は向上するか、ミスは減るか、必要練習量は減るか?

練習場で明らかに、フェースのセンターに打痕が集中し、再現性が向上し、特にロフトの小さいアイアンのミスの確率が減っていると感じます。必要練習量が減るかどうかについて、ラウンド前にも全く練習せず、最初の一回目以降練習場にも出来るだけ行かないようにして実験中。結果の結論が見えたら後日記載予定。

個人的には、必要練習量が減ることが一番望み期待していることです。若者の時代でもありましたが、練習をすると一番よくあるのが、ボールとクラブフェースの衝突のダメージが体に残ります。最近の練習場のボールはよくできていて、昔の様なゴムまりの様なボールではなく、本コース球に近い感触になっている練習ボールが多い。それだけにたくさん練習すると体にダメージが残ります。目的は良いラウンドとプレーをすることなので、練習せずにその目的が達成されればそれにこしたことはない。それに、手首や肩や首が痛かったり、ずしりと重くなったりしたら、それだけでクオリティオブライフが損なわれます。練習場に行って練習するたびに数日間はそうなるなら、そうならない方法を見つけたい。最近はかなり故障とは無縁になりましたが、それでもこのまま同じ事を続けてると、数日で消える違和感ではなく、いずれ本格的な故障につながる事もあり得る。だから、この問題を解消して、不快な体の症状なく長い間楽しくゴルフをプレーし続けたい。そのために一番簡単で良いのが、練習場に全く行かなくても調子が保て、真夏や真冬等、長い間プレーを休んでいても、再開すると練習場に行って練習しなくてもすぐにちゃんといいショットが打てる様な状態になること。そのためにはスイングも道具も可能な限り単純な方が良い。なのでその可能性が高まると思われるワンレングスアイアンに魅力を感じたわけです。

特に多くのクラブをワンレングスで揃えられれば、久しぶりのラウンドでも、ワンレングスで合わせたクラブでプレーを数ホール進めていくと、まるで練習場で何度も同じクラブでボールを打っていると球が整ってくるように、ラウンド行為自体が次の球を上手く打つための練習になり得る。その可能性すらあるのではと思っていて、ラウンド開始時に調子が悪い時等があったら、ぜひ試してみたいと考えています。

なので、次の課題はユーティリティ等、距離の稼げるクラブをワンレングスで揃えることができるか試すことです。良い球が打てなければ意味がないので、実験して達成できる目標かどうか確かめようと思っています。

8.ワンレングスアイアンを使いこむとゴルフがどう変わるか、変わらないか。

ショートコースに出ても最初の練習場でのイメージは変わらず。今までと同じように、ナイスショットを打てばピン筋にまっすぐ飛び、上から落ちて止まる。違うのはショートアイアン以降、ほぼ全てのクラブで一段高い球で上から落ちてくる事だけです。コースに出たら打ちづらさが出たりと言った変化は特になく、普通に今までと同じように打ててコースとピンを攻める事ができました。ウェッジでは今までより10y増しくらい飛んでいる気がしますが、それを踏まえて攻めれば結果は以前と全く変わらない。

後日、本コースに出ても、上記の印象は全く変わらず。今までと同等かそれ以上に、ちゃんと活躍してくれました。

9.その他注意事項
 
私はUSのオンラインストアで購入したのでそのままではライ角度がアップライトすぎることがわかっていたので、カスタム可能な注文方法を使い、少しフラットに仕上げてもらいました。基準である7Iのライ角度を伝統的なアイアンの適正ライ角度に合わせると良さそうです。シャフトはカーボンの80g台のXシャフト相当。今まではカーボンの100g台のXシャフトを使用。今回はロングアイアンの飛距離が十分でない恐れもあるのでアンダースペック気味のチョイス。

10.今後の方針

結果的に、今のところ私にとってはワンレングスアイアンの使用はかなり満足感の高い選択だったと思います。個人的にアイアンをワンレングスに変えても普通にちゃんと打てるのではという事前予想をしていたのですが、それと結果が完全に一致しました。間違いなく、行なっているスイングがワンレングスアイアンと親和性が高いことが事前に予想されたからです。伝統的なスイングでは、アドレスではハンドダウンに構え、多くの人はそのアドレスの通りのハンドダウンの形のままインパクトしておらず、大なり小なりアドレス時よりもハンドアップの状態でクラブがインパクトを抜けていきます。これで何もしないと、ボールよりかなり先、つまり地面より下を掘ってしまい、大ダフりになってしまいます。そうならないのは、人間の優れた感覚で帳尻を合わせる調整をスイング中にしているからだと思います。問題なのは、クラブが長くなればなるほど、この要調整距離が一般に増大してしまう事です。なので一般的なアイアンセットでは、ハンドダウンに構えた場合にこの一本一本異なる調整幅を本能的に適切に合わせる無段階変速機の機能を人間側がスイング中に果たす必要があります。逆にそれが普通に無意識にできている上手な方は、真ん中の7I以外がワンレングスだと要調整距離が一般のアイアンと全然異なるので、それで今まで本能的に自然にやってきた事と異なり慣れるまでは上手くいかなくなるのだと思います。

逆に私はハンドアップに構えて、出来るだけ左腕とシャフトの地面との角度がアドレス時とインパクト時で変わらないようにスイングしているので、アイアンセットをワンレングスにしても上のようなスイング時のボールとの要調整距離がほぼ発生しないスイングのため新たなノイズが発生せず、どのクラブでも同じポスチャーで同じスイングができるメリットのみを享受できているのだと思います。

というわけで、事前想定通り、ワンレングスアイアン使用で個人的にうまく行くことが実証できましたので、このままこのアイアンセットを使い続けていこうと思います。そして、最も重要な、練習の必要性が減るか、長期のお休み後にも簡単にナイスショットが打てる様になるか、見極めていこうと思います。また、ラウンドで打ち続けるとそのまま次のショットの練習になるかもしれない、ワンレングスのメリットを最大限に活かすためのクラブセット内容をさらに追求していきたいと考えています。

最後に一般的なまとめ。使ってみた私が考えるワンレングスアイアンを試す価値のある人について。

明らかに、初心者、中級者の方で特にロングアイアン、ミドルアイアンがコースで全然当たらなくてスコアにならない人が一番試す価値があると思います。ゴルフは練習場で何発か打って、それでちゃんと打てる様になっても何の意味もなかったりします。ほんの一部のプロや上級者の様にトラック一杯分球を打って体に染み込ませたスイングなら大丈夫かもしれませんが、そんな暇も体力も熱意もない普通の平凡な一般人は、練習場で起こる事がずっとコースで起こる可能性が高い。つまり、コースではクラブは状況によって持ち替えるのが常であり、だいたいいつも一発目で、だいたいいつもミスショットになりがちです。これから練習してシニアプロやトップアマを目指すとかでなければ、1振り目からナイスショットが出るクラブでセットを組んだ方が良いと思います。

次にワンレングスアイアンを試す価値があると思う人は、ロングアイアンでスライス、ショートアイアンでひっかけと右左真逆なミスが出る傾向のある人。ワンレングスアイアンを使うとこの傾向を変えられる可能性があると思います。私もご多分に漏れず40年のゴルフ歴で昔からロングアイアンと同じように振るとショートアイアンが引っかかるので、若い時はフェースを返さないパンチショットで強制的にラインを出すショットを多用していました。これも、長さのせいでロングアイアンは操作しにくいのに、ショートアイアンは操作しやすすぎてスイング中、容易にフェースが返りすぎてしまうからだと思います。これが長さが揃うと、この伝統的なアイアンセットの傾向が緩和されて改善する可能性があると、実際に使ってみて感じました。

そして、何らか理由があってゴルフを単純にしたい人。私もその一人です。ポスチャーが多くのクラブで同じになり、スイングがほぼ同じで良くなる。これで再現性の向上、ミスの発生を減らす、必要練習量を減らすことも期待できると思います。ただし、日頃より、70台、80台で回っている上手な方はそもそも1ラウンドで何回もアイアンではっきりわかるようなミスショットをしないと思いますので、再現性の向上やミスの発生率の低下で目立った効果は感じられないと思います。特にハンドダウンに構え、構えよりハンドアップなインパクトを迎える伝統的なスイングで上手な方は、構造上、移行に新たな慣れが必要になると思うので、試すメリットよりデメリットの方が大きい可能性があります。

あと、パワーにかなり自信のない方でロングアイアン、ミドルアイアンで易しくなるメリットを求める方は、ロング、ミドルアイアンの長さが短く易しくなるメリットより、短くてヘッドスピードが出にくいデメリットが勝ってしまうかもしれません。ウッド型ユーティリティで重心深度の深いクラブを組み合わせて解決する方が賢い解決策になるかも。ここが心配な方は、試しにワンレングスのロングアイアンやウッド型ユーティリティ等を一本借りたり、買ったりして試してみると良いかもしれません。短いと鋭く振れるので、事前に思うほどロフトの少ないクラブを使いこなせなくなったりしないというのが私の個人的経験です。特に、高いフェードで距離を出すことが出来る人は、クラブを鋭く振ることができるタイプの人で、しかもロフトを殺さずに振っていくタイプの人なので、ワンレングスのロングアイアンやユーティリティを比較的容易に使いこなせる人である可能性が高いのではと思います。

ワンレングスアイアンに興味を持った多くの方の役に立つことを祈って筆を置きます。

 

 

 

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コロナ禍でおそろしくお金を使わなくなる

コロナ禍でかつ殺人的な猛暑もあって、この夏は外出をせず、家の中で過ごす事がデフォルトになりました。なので家で長時間楽しめるもの、すなわち家庭用ゲームにハマる生活になりました。いわゆる、オープンワールドゲームや死にゲーにハマり、毎日長時間プレーしてました。結果、気づくとほぼお金を使わない生活になっていました。

 

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気づくと6月に行った以降、個人的な銀行からの出金がないままです。当然、家には毎月生活費は入れているのですが、普通なら家族みんなで外食したり、ゴルフに行ったりして毎月バンバンお金を使っていたのですが、今は財布の中身が減りません。

やっと、だんだん殺人的な暑さも和らいできているので、久しぶりにゴルフ練習場に行ってきました。受付では、カードにチャージされているお金で十分ですと言われ、古い使ってないクラブを練習場併設のショップに中古クラブとして売ってきたので、逆に財布をパンパンにして帰ってくる事になってしまいました。

コロナ禍で株式市場が傾くどころか、世界的な金融緩和もあって、コロナで逆にリモート需要等が高まってしまったIT企業を中心にミニバブル的な様相も呈していて、投資資産もリスク資産の方が無茶苦茶に増えていて、逆に焼け太りな状況です。

ぜひここは、コロナで苦境に陥っている業界にお金を落とすべく、ゴルフ&宿泊旅行を計画しているのですが、いまいち気持ちよくコロナが収束していかないので、いまだ決行できないでいます。

このまましばらくコロナ禍が収まらないと、多分早期リタイア直後のように、ここからは毎日ウォーキングの日々になりそうです。

本格的な冬を迎える前に、是非とも一度、明確にコロナが収束する状況を迎えて、気持ちよくお金を使って消費して社会に貢献したいという心持ちでいます。

 

 

コロナ禍でのK値を提唱し、将来予測を外し続ける有名大学教授と株式投資におけるチャーチストとの共通点

さて、大方の巷の予測に反し、北半球の真夏の時期に日本でコロナ感染第2波が来て感染者が急増し、第1波より大きな波になっています。スペインやフランス等で連日3000人規模の感染者が再び発生しているとか再度の行動制限に踏み込んでいる等の国際ニュースも流れており、これは日本だけの傾向ではなく、時期、タイミングの違いあれど、米国、ヨーロッパ等、次々と北半球の各国で再度の感染拡大が起こっているように見えます。

その中で、K値による分析によれば感染は数日中に収まる、4月に緊急事態宣言は必要なかった、今から緊急事態宣言してももう遅いと6月下旬から7月いっぱい言い続けてことごとく外し続けた有名大学教授と、それをもてはやし国の緊急事態宣言が必要なかった可能性を事後検証すべきと主張しつづけてきた地方自治体の知事が、8月に入ってもまだ止まらない日本の感染拡大で恥をかいています。

この手の人種の行動を見ていると、株式投資におけるチャーチストと行動が非常にかぶって見えます。

この両者の何が似ているかといえば、以下の点です。

 

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両者とも、事象の内部構造を完全無視していることです。株式投資におけるチャーチストはチャートの形のみを観測し、それにより将来起こるチャート上の動きを予測します。内部構造を無視しているということは、チャートに同じ形が現れた時には、内部で同じことが起こっていることを暗に仮定していることを意味します。内部で同じことが起こっているから、チャートに同じ形が現れ、将来に同じ結果が現れ、それにより将来予測ができると考えるわけです。

実際は、内部で同じことが起こっていることはだれも保証してくれないし、自分で証明することもできません。違いが1つもないことを証明することは、不存在証明になり、悪魔の証明になってしまいます。でもこれが担保されないと、チャート上で同じサインが出た時、該当企業で同じことが起こっており、将来の株価の動きが同じになることが必然性をもって担保されません。

だから、株式投資におけるチャーチストは過去は見事に説明しきるのに、典型的に将来予測を外し続け、その失敗のたびにダマシにあったと言い訳し続けます。コロナ禍においてK値により将来予測し、見事に外し続ける教授も、やっていることは全く同じように見えます。

この手の教授たちも、コロナにより感染拡大し感染者が発生し、検査により判明する過程と物理的な構造を無視して結果のグラフに曲線を最適適合させて、そのグラフの延長線上のことが将来起こると予測しているだけです。ここでも内部構造を無視して結果のグラフだけを解析し、過去の前回に起こった内部状況や条件、将来の環境や測定、算出、集計方法等、結果に影響するすべてのことが前回と完全に同じであることを暗黙に仮定しています。

やっていることが同じだから、結果も同じこととなり、感染拡大はすぐ収まると言い続けて外し続けるという憂き目に遭うのだと思います。

さらに言うと、本質的に両者が同じだと思うのは、両者とも願望による判断をしているところです。内部構造を全く分析せずに、それにも関わらず結果に影響する内部構造が前回と今回で同じと決めつけるのも、内部構造が異なる部分があったとしてもそれが結果に影響を与えず、前回と同じ結果をもたらすと仮定することにも、検証をしなければ何の根拠もなく、ただの起こってほしい願望でしかありません。

これを証明することは本来構造的に不可能なことなのですから、本気でこの方法で将来予測しようとするならば、ここも前回と同じ、ここも前回と同じ、ここの点は前回と前々回は異なっていたのに同じ結果となり結果に影響を与えなかったと、無限に近い検証をしつづけ、それでもどこまでやっても証明などできず将来予測上存在する不安要因に、まともに断定的な予測などできないはずです。

有名大学の教授が、本質的に怪しい株式投資のチャーチストと同じ行為を臆面もなくやっているということは、少なからず科学者が根拠と証拠に基づいて行動していないこと、そのかわりに偶然と幸運を求める願望に基づく行動を取っていることを意味します。

投資家がこの手の行動を取るとあっという間に資金が失われて退場を余儀なくされてしまいます。

コロナ禍では、権威も学位もかならずしも優位性につながらないこと、だれもが認める権威と学位を持つものが学問とは無縁の根拠のない予想をばらまいていること、それゆえに大事なことはどんな時でも自身で徹底的に内容追及しなければならないこと、それができないときは絶対にお金や大事なものを賭ける行為をしないことの大事さを教えてくれます。

本当に新たな勉強となり、また大事なことを思い出させてくれる毎日です。

 

 

 

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実際に使ってみるとどこまでも振っても振り切れる。優しいクラブで芯が広い事、硬いシャフトでどこまで振り切ってもクラブが耐えられる事、ストロングロフトな事の3重の効果で、今までの3番手増しぐらいの飛びになり、あっという間にアイアンの飛ばし屋になってしまいました。

振り返ればゴルフ人生でアイアンでここまで振り切ったスイングをした記憶が無く、ドライバーよりも強振しても耐えられてちゃんと機能する、現代のクラブスゲーと思ってしまいました。

このスイングとクラブではサンドウェッジでも軽く100y飛んでしまうため、ロブウェッジでの加減したショットがうまくなる必要が生じます。嬉しい悲鳴です。ユーティリティーがいらなくなり、フェアウェイウッドの活躍機会も減りそうです。

新しい現実に対応したプレースタイルの確立が必要になります。今はコロナ禍でラウンドは控えていますが、プレーできる日が楽しみです。

 

 

 

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コロナ禍に、自身の投資手法を適用し活用する

さて、今冬に全世界を恐怖の渦に巻き込んでいった中国武漢発の新型コロナウイルスですが、これについて観察しているうちに知的好奇心が湧き、自身の集中投資の投資手法を当てはめて、気づいたら自身の立てた仮説の検証を自然に始めていました。

このコロナウイルスは最初は中国武漢から中国全土に広がり、春節の時期を経て、日本を含む近隣国に広がる様相を示しました。そして、2月にイギリス籍のクルーズ船が横浜に帰港することとなり、その前の香港で下船した1人のコロナ患者を起点とする集団感染に見舞われます。6000名はいるかと思われる乗客乗員を船外隔離することは叶わず、船内隔離となったのですが、あれよあれよと感染者が現れて、結局700名余の感染者を出す大惨事となったことは後の歴史に残る通りの事であります。船内で判明した感染者が次々と関東一円の専門病院に運ばれていったのは衝撃的でした。

そして2月下旬から3月にかけては欧州米国のターンで、イタリア、イラン、スペイン、フランス、ドイツ、イギリス、そして米国へと、驚くほどの感染爆発が世界の先進国へ伝播して行きました。伝えられる所によると、スペインでは3月上旬には、3日で3倍、6日で9倍のペースでの驚異的な感染者増を示したそうです。

そして何故か、3月下旬から4月始めにかけて、日本でも加速度的な感染者増が認められ、日本は3週間前のイギリス、2週間前のNY、3週間前のベルギーと、感染爆発待ったなしの如くに、既に感染爆発した世界中の先進国から次々と言われる始末でした。

そう言った流れの中で、私が日々のデータと情報を見続け、立てた仮説は以下のようなものでした。

「日本で起こっている感染者増は、世界の先進国で相次いで既に起こっている感染爆発とは別物で、実は感染爆発ではなくただの外国からの感染者輸入なのではないか?また世界の先進国で相次ぎ起こっている感染爆発は実は見せかけなのではないか?」

 

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何故、この仮説にたどり着いたかと言えば、その始まりは3月14日あたりに遡ります。その前から日本の日々の感染者数の記録をつけていたのですが、海外、特にヨーロッパ帰りの旅行者の感染者が非常に多い事にある時気づきます。そして、自身で独自に、毎日の判明する感染者数のうちどの程度が海外由来の人か、ニュースをカウントし、集計記録することをこの日から始めました。すると、海外由来の多い事多い事。

ヨーロッパやイランやエジプトクルーズ船等々、旅行帰りの人が感染者である例の続出です。併せて、発症は帰国後である例が多く、入国時に症状があって判明する事例だけでなく、なんの症状もなく帰国後に症状が後日出て感染が判明するケースが非常に多い事がわかってきます。そうしているうちにこのウイルスは発症前に既に他人への感染力を持つこと、無症状感染者が実は多量にいることも判明してきます。すなわち、入国時の検温チェックなどほぼ無力と言ってよく、ザルですくうように漏れ放題に感染爆発した欧州米国から感染者輸入しているだろうことがわかってきます。

ここで事実を記録しておくと、主要ヨーロッパ諸国からの入国に2週間自己隔離要請を日本国が始めたのが3月21日、米国からの同様措置開始は3月26日、そして外国人の入国拒否措置、及び日本人帰国者のPCR検査と2週間自己隔離要請を開始したのが4月3日となります。

最後の入国拒否措置前の一週間程度の入国者は何万人にものぼったというNHKの記事もありました。

そして4月7日に緊急事態宣言が発令され、本来ならそれによる行動変容の成果はその2週間後の4月下旬にならないと現実化しないはずなのに、何故か緊急事態宣言直後の4月11日に感染者数ピークをうち、日本の感染者数は減少をしはじめます。

これらの経過の観察途中で、様々な状況証拠から、日本は感染爆発してロックダウンした欧米諸国からの避難帰国者由来の感染者と無症状感染者を大量輸入していて、そのせいで日々の感染者数と日本国内の感染者ベースが毎日底上げされているという仮説を持ちました。

そしてこの仮説が数々の証拠によりしっかりと確からしく事実だと自身で確信できたのが3月末あたりでした。ちょうど東京オリンピック延期が決まり、小池東京都知事が週末の自粛要請を発した3/25直後の時期になります。

そのタイミングで前出の仮説が確からしいと確信できましたので、以下の投資に踏み切りました。

「日本は感染爆発した西洋諸国とは異なり、感染爆発が起こっていないのだから、コロナの被害も小さいはず。ならば、経済活動再開もしやすいはず。であれば、世界を股にかける国際的な日本株ではなく、日本のドメスティックな日本小型株の方が概ね被害も少なく戻りも早いはず。」

ということで、日本小型株ETFを3月末から4月頭にかけて数回に分けて買いを入れました。

価格変動的には、ちょうど2番底を拾う形の投資になりました。

以前このエントリーに書いた通り、以前にこういう投資手法により集中投資を行い、早期リタイアを達成したのですが、その考え方は作った資金を守る段に於いての、分散投資のポートフォリオを有利に作る際にも有効に利用できることが今回の事でわかりました。

別の意味での自身の投資ノウハウに対するさらなる自信につながる出来事でした。

なお、欧州米国における感染爆発はやはり見せかけで、各国で感染者がはじめて発生した時期は日本と同じくずっと昔であったこと、欧州米国はその初動に遅れたことにより感染拡大を招いたこと、感染爆発は後日に慌てて検査しまくって起こったいわば見せかけであることを裏付ける事実や分析が、やはり後日に各国で判明した事を記録に残しておきます。

一例として挙げれば、3月上旬に感染爆発を起こしたスペインでは後日調査により、1月末から2月上旬の老人施設の集団死亡がコロナのせいだったことが判明したそうです。爆発的に感染爆発したように見えて、実は誰にも気づかれないようにゆっくりゆっくりと、感染が広がっていった様子がわかる一例です。

漫然と見ていると、相次いで感染爆発したように見える西洋先進各国がどんどんロックダウンしているのを見て、こんな急激に爆発的に広がっていき西洋諸国が手も足も出ないウイルスに対して日本がこのまま済むはずがないという、事態を2重に見間違ってしまう結果に繋がるわけです。実は西洋でも、急に感染爆発して広がったのではなくずっと前からゆっくりゆっくりと感染が広がったこと、日本は遅れて来た国内感染爆発ではなく、感染爆発した欧州米国からの感染者輸入であったことが見抜けないと、「日本は○週間前の○○」という愚かなセリフに繋がる訳です。

コロナ禍に於いては、マスコミ、ワイドショーや、専門家、あろうことかノーベル賞学者に至るまで、デマや誤りの情報、読者を誤った方向に煽動する記事や情報のオンパレードでした。コロナ禍に於いては誰もにとって未知の経験であって、かつ急速に事態が展開判明していき、そのような愚か者がほんの数週間で愚か者であることがありありと判明していくことの繰り返しでした。論理的整合性を追求し、その論理を具体的証拠により検証してその正しさを確かめることの重要性を、いやというほど再確認できた事象でした。

緊急事態宣言が全国で全面解除されるこの日に、記念としてこのことを記録に残しておきます。

 

 

 

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ゴルフ – 知らず知らずのうちにバックスイングが小さくなっていた

日頃のゴルフラウンドで特段の飛距離に不満がなく、それなりに上手くラウンドできていると思っていたのですが、ふと気づくと周りのひとまわりもふたまわりもお年寄りの同伴者の方とドライバーの飛距離が大して変わらなくなっていることに気づきました。

これは年のせいなのかと思いましたが、どうも違っていたようです。

背中の故障から、左肘を曲げたままスイングする方法で再度ゴルフができるようになり、この方法でスイングしてラウンドするようになってから、背骨と体幹に負担をかけないようにスイングすることを目指し、その過程で、飛距離よりも正確さや球筋を操ることに重きを置くようになって、自然とボールを置きに行くスイングになってきたように思います。

こういった経緯で、ふと気がつくとトップオブスイングで両グリップが右肩や右耳のあたりまでしか上がらないスイングになっていました。

これでも、そこそこの距離は出て球筋も操れ、それなりにコースを回れていたのですが、ふとこの状態に不満を持ってしまうと、それを改善したくなってしまいました。

このエントリーはそれで私がやったことの記録です。

 

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現象としてバックスイングが小さくなっていることによる結果なのではないかと疑いましたので、トップオブスイングで両グリップを頭の上まで上げて、シャフトを地面と水平に近くなるまでクラブをあげることを目指しました。

その過程で、肩や肘を緩めて担ぎ上げたり、手首のコックを必要以上に深くしてしまえば、今のクラブの構造に合わない、フェースを大きく開いて上げ、フェースを閉じてインパクトする、ボールの行方はボールに聞いてくれというスイングになってしまいますので、逆にできるだけフェースを開閉しないで深いバックスイングになることを目指しました。

結果、肩甲骨を柔らかく使って、頭の後ろを動かさないまま、肩を90度以上回してスイングする方法に行き着きました。

このスイングをラウンドで試行錯誤してみた結果、イメージ的には松山英樹プロのような、トップでひと呼吸置いて、バックスイングで起こるシャフトのしなりをゼロクリアさせた後、自らのダウンスイングでのスイングパワーでシャフトのしなりとしなり戻りを起こすスイングで振ると上手く行くという結論に至りました。

このスイングでは、手首のコックを積極的に使わず、大きなスイングをすることにより飛ばすことを目指すものですので、おのずとボールが曲がりようがありません。なので、今までと異なり、ボールを曲げてホールを攻めることを止め、ストレートにホールを攻めるようになりました。

同時にインパクトの精度が上がり、シャローなインパクトでボールコンタクトできるようになりましたので、特にフェアウェイウッドで目を見張るナイスショットが続くようになりました。アイアンもインパクトの精度が上がったせいか、バーディチャンスに度々つくようになりました。

何より、ドライバーが飛び、ミドルホールの2打目がウェッジでちょんと打つだけで良くなるケースが増えました。昔の若い頃を思い出します。

ボールが飛ばなくなったのは年のせいではなかった。単に体が楽をしていただけだったということが、今回のことで嫌という程わかりました。

体を柔らかく保つことに今後も務め、気持ちよく遠くに飛ぶドライバーショットを今後も楽しみたいと思います。

 

 

 

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ゴルフ – 流行りの軽硬シャフトを試す

ドライバーのシャフトの話です。

もともとなぜか元調子の硬いシャフトしか受け付けないタイプで、最近のインパクトで逆しなりにするスイングをはじめてから、それにさらに拍車がかかってきた感じです。こういう個人的要請があるので、ドライバーやウッドのシャフトにずっと重いシャフトしか選べなかったのが実態でした。

しかしながら、シャフトの世界も進化が進んでおり、昨今は硬いのに軽いシャフトが作れるようになってきているようで、この際、一度軽硬シャフトにチャレンジしてみようと、硬くて軽くてかつ元調子のシャフトを探してみたら、ちゃんとありました。

早速、それを注文して試してみました。

 

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結果は、練習場でもコースでも大成功でした。結局、私が重いシャフトが必要だったのは、硬いシャフトを作るために重くなってしまうという、作る方の側のいわゆる過去の技術的制約だったことがわかりました。個人的には重いシャフトは全然必要ではなかったことがわかり、ちょっと目から鱗でした。

これは、フェアウェイウッドも軽硬シャフトで上手く打てるのではと期待がより膨らみます。フェアウェイウッドは特にシャフトが柔らかいとヘッドがインパクトで上向きとなりがちでフェアウェイからトップチョロの確率が異常に高くなるので、硬く重い元調子シャフトが、ティーアップできるドライバーよりもある意味はるかに深刻に必要でした。

これで、ハードな重いシャフトを使いこなさなくてもフェアウェイウッドが普通に打てるようになれば、ロングホールがとても楽しみになります。

昔は、ドライバーで380グラムもするようなスチールシャフトとパーシモンヘッドの組み合わせのクラブで、今から比べたら異常にハードなクラブでショットしていた関係上、そのスイングは体の重さをクラブに乗せるように全身を使って左右の体重移動を駆使してヘッドを走らせるものでした。しかしながら、最近の軽く長いクラブでは、逆に体重を乗せてクラブを引っ張って加速させる昔風のスイング、イメージで表現すれば全盛期の倉本選手のようなスイングでは、どうも上手く球が飛ばせなくなった気がします。なので、今は全く体を左右に揺さぶることなくただその場で回転する感じのスイングをしていて、このようなスイングが現代のクラブには非常に合っている気がしますし、結果もその方が断然良いと思います。このスイングでは体の全体重を受け止めてくれる重いクラブである必要がなく、重めのクラブにするメリットが見つからずに、逆にデメリットが大きくなっている気がずっとしていました。

そういう考えもあって、今回軽硬シャフトを試してみたのですが、非常に実り多い試行でした。

近い将来、フェアウェイウッドでも軽硬シャフトを試してみようと思っています。

 

 

 

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