Author Archives: Sakura

ゴルフ – ホームコースの砂の少ないバンカーの対策

自分のホームコースの特徴としてバンカーの砂が少ない場所が多いというものがあります。
これが、どのバンカーでも共通していつもバンカーの砂が少なければ対処もしやすいのですが、ちゃんと砂があってエクスプロージョンショットがちゃんと普通にできるケースもあります。

打つ前に事前に精度高くライの状態が分かれば良いのですが、スタンスを取るとき足をバンカーに埋めてみて、「砂がちゃんとあるな」と思って普通のエクスプロージョンを行なったら、ボールの下には砂が少なくて、クラブが跳ねてホームランというケースがあったりするわけです。

なので、砂が少ないと分かった上で取れる対策は、実質的に使用不能か、足場とボールの下の状態が同じであることに賭ける運任せになってしまいます。

このような運任せのプレーでは、バンカーに入るか否かによってどうしてもスコアの波が出てきてしまいます。

これを何とかしたいと思い、バンカーのボールの下の砂が少なくても多くても、かつそれが事前に正しく見抜けても見誤ったとしてもうまく行く方法はないかと自身で考えてみて、このエントリーで書く内容にたどり着きました。

 

スポンサーリンク




 

事前にバンカー内のボールの下の状態を常に正確に掴むことが出来そうにないとすれば、バンカーの砂が多くても少なくても、その状態を見抜けても見抜けなくてもうまく行く方法でないと意味がないと考えました。そして、わからないのなら、常にボールの下の砂は少ない前提でスイングし、実際は前提と違ってボールの下の砂が多くても失敗にはならず、ちゃんと成功するショットになって欲しいものです。

なので、それ専用のクラブを用意し、それ専用のスイングをすることにしました。具体的にはフェースをいくらでも開けるバンスの非常に少ないウェッジを購入し、ほぼバンカー専用として使うことにしました。そしてバンカーショットは常にショット時のヘッドの入射角を極限まで浅くし、砂を薄く長く取るバンカーショットを常に行うようにしました。

フェースを極限まで上に向ければ、バンスを使ったエクスプロージョンの爆発力を利用したバンカーショットではなくても、また入射角の緩やかなさらうようなスイングであっても、あごの高いバンカーからボールを高々と上げることが可能になります。

ショットのイメージとしては、ロブショットのイメージがぴったりきます。ロブショットでは、フェースを開いて、意図的にボールのはるか手前の芝生にシャローにコンタクトし、芝の上を滑らしながらボールコンタクトします。このイメージで打つバンカーショットになります。

このショットのためには、極限までフェースを開いた時にもバンスが大きすぎる状態にならない、通常のウェッジよりもバンス角の小さいウェッジが必要です。なので、この目的に合うウェッジを探し歩き、最終的にバンス角3度、ロフト角58度のウェッジを入手しました。

まだホームコースでの実践回数は多くはないのですが、意図通りの薄く砂を取るバンカーショットで高々とバンカーの高いあごをクリアするショットが打てて、ちょっと感動です。

これからもホームコースを回る時はこのウェッジでの専用のバンカーショットでコースを攻めて行きたいと思います。

同じような課題に突き当たった方は参考にしてみてください。

 

 

 

スポンサーリンク







ゴルフ – ナナメッティの威力とスピンアプローチ

最近のゴルフラウンドでの気づきを2つ。

 

スポンサーリンク




 

1つ目はナナメッティ。18度の傾きのついた形状のティをラウンドで使用してみたら、これが無茶苦茶な飛び。ドライバーのスピンが減るせいか、ランが無茶苦茶出ます。ボールの落ちどころが下りのランが出るいくつかのホールで、いつもより50yくらい前から2打目を打つケースがありました。これはさすがにびっくり。

いつも2打目が打ち上げの150y超の強烈な上りの距離が残る難関のミドルホールも、このティを使って普通にドローボールを軽く打っただけで、力強く斜面を駆け上がり、2打目は100y強しか残らず。いつもの難関ホールがイージーホールに。軽くパーを奪取しました。

このティは只者ではない。これからもずっと使いたいと思ったアイテムでした。

もう一つはアプローチの気づきです。ふとした思いつきでSWのフェースを結構開いて、スクエアなスイングで普通にアプローチしたら、グリーンの着地の2バウンド目でキュッとスピンが。バンカーショットのようにバウンスを使わず、ボールに直接コンタクトしてアプローチすれば、スピンが効いて、小さいグリーンに最適のスピンアプローチが可能になるようです。

冬のアプローチはとても難しく、特に今のホームコースは2グリーンで小さく砲台になっているケースが多く、なかなかこれといった万能のアプローチ方法が見つからなかったのですが、この打ち方ならば、グリーンのピンまで2バウンドするスペースさえあれば、かなり安全に、かつ強気にアプローチを打っていくことが可能になります。

これからしばらくの間は、この2バウンド目でキュッとスピンがかかるSWのアプローチを研究してみようと思います。

 

 

 

スポンサーリンク







ローポイント・コントロール – ドライバーでのドローの打ち方

最近、ゴルフスイングに関する書籍で珍しく良書に出会いました。書籍名は「ローポイント・コントロール」です。この書籍がもたらしてくれたヒントにより、感覚ではなくシステムに則ってフェード、ドローを容易に打ち分けることができるようになりましたので、その個人的な方法論をこのブログでまとめてみようと思います。

このローポイント・コントロールという書籍のいわんとするところ、つまり要諦は「ローポイント」すなわちスイング時のクラブの最下点を安定させることでボールの飛び方を安定させることができ、そしてこのクラブの最下点をコントロールすることでフェード、ドローとボールの飛び方を自在にコントロールすることが可能になるという点にあります。

ここからはこの書籍を読んで私が個人的に解釈し、試行錯誤して方法論とした部分になりますが、このローポイントは、手先や体の感覚や操作ではなく、アドレスでの構え方や姿勢を制御する方法論で機械的にコントロールすることが可能でした。すなわち、一夜にして胡散霧消し得る感覚頼りではない、いつでもどんな体調でもどんな体の感覚の状態であっても意図するドローやフェードがいとも簡単に打てる方法論になっていると思います。またこのシステマティックな方法論であることによる再現性の高さも特筆すべき点かと思います。

それでは、まず最初にドローの打ち方をこのエントリーでまとめます。

 

スポンサーリンク




 

この書籍では、もう一つ重要な点、これは最近の複数の書籍ですでに言及されている点ですが、最新の科学的なアプローチと分析、研究によって、昔から言われていたセオリーがほぼ間違いであったことにも言及されています。

その昔のセオリーとは、「ボールの打ち出し方向はスイング軌道によって決まり、ボールの曲がりはフェースの向きが決める」という内容のものです。現代の詳細で科学的な研究により、これはほぼ逆であって、「ボールの打ち出し方向はほぼフェースの向きで決まり、ボールの曲がりの方がスイング軌道によって決まる」ということが、科学的な結論としてきちんと出てしまっています。

この点は、この書籍だけでなく、最新理論に言及されたゴルフ書籍であればもう複数の書籍内で言及されている内容ですので、もう珍しい内容ではありません。

つまりは体の向きに対してインサイドアウトのスイングであって、フェースは右向きで開いてボールにコンタクトしたとしても、インサイドアウトのスイング軌道に対してフェースがクローズドになっていれば、ボールは右に出て左に曲がるドローになるということになります。

従来の古いセオリーでは体の向きに対してインサイドアウトのスイングでフェースはスクエアにボールにインパクトすればボールは右に出て左に曲がるドローになるはずでしたが、最新の科学的な研究に基づく理論では、これではほぼストレートに出て左に曲がるフックになってしまうことになります。

つまり、スイングをインサイドアウトにしてそのインサイドアウト軌道に対してフェースが若干クローズドの状態でボールにコンタクトできれば、安定して右に出て中央に戻ってくるドローが打てることになります。これをアドレスの構え方でローポイントをコントロールすることで実現できれば、感覚に頼らず機械的にドローを打ち続けることが可能になります。

この考え方に基づき、たった一時間の練習場でのテスト、検証により個人的に確立させたドローを打つための構え方は、以下の通りでした。

ドライバーでいつもの普通のボール位置にボールを置き、アドレスした後に膝と腰を右に回し、背骨を少し右に倒すことで、インサイドアウトの軌道とボール位置よりも飛球線後方手前側にローポイントを持ってくるアドレスの構え方をします。これで後は、クラブを上げて下ろすだけの簡単スイングをするだけでボールは右に出て左に戻ってくるドロー球になります。

注意すべきところは、構え方だけでもうボールがドローする条件が整ってしまっていますので、さらに意図的にフェースを返したりといった意図的な操作をしてはいけないという点です。ただただ上げて下ろすだけで意図的なフェース開閉等の操作を極力やらずに自然に任せるスイングをすることが肝要であることが、ラウンド実践を通してわかりました。

実践ラウンドで試すと、これが面白いようにコントロールが出来ます。あまりに自在にドローが打てるので、ちょっと笑っちゃうくらいです。

もう一つ重要なポイントを補足すると、特にドライバーではギア効果が存在するので一般にヒールに当たるとフェード気味、トウに当たるとドロー気味になります。この効果があるのでどうしてもストレート球を打つつもりが、フェードになったりドローになったりしてしまいます。しかしながら、上のようなドロー球を打つためのスイングをしていれば、仮にフェースのヒールに当たったとしても、なかなか逆球のフェードにはなりません。失敗してもせいぜいドローせずにストレートに飛ぶくらいです。

なので、右にOBゾーンや1ペナがあるときや、2グリーンの右側グリーン使用していて一打目をフェアウェイ左に置きたい時といった、ドローが欲しいレイアウトのホールではとても重宝する打ち方です。

これを読んで、もしピンとくるものがありましたら、試してみてください。

 

 

 

スポンサーリンク







九州ゴルフ旅行を敢行

今年の夏の北海道ゴルフ旅行で味をしめ、年末年始に九州へゴルフ旅行に行ってきました。なので、この旅行についてこのエントリーではまとめてみようと思います。

 

スポンサーリンク




 

夏の北海道ゴルフ旅行では、自家用車のみを利用し、本州から北海道へはフェリーを用いて2週間程度での往復の旅でした。また、最低限の宿やフェリーのみを事前に押さえて、旅行中に気ままに宿を取りながら天気の良い日にはゴルフ、悪い日には観光という旅でした。
そのため、行きも帰りもゆったりと3、4日かけて北海道への往復をしましたので、ゴルフラウンドは2回だけでした。
このドライブの旅もこれはこれで楽しかったのですが、今回の九州旅行ではもっとゴルフラウンドを増やしたいと思い、ドライブ旅行ではなく、飛行機での移動としました。また必然的に自家用車ではなく、期間中ずっとレンタカーを借りて移動することになりました。
宿泊する宿も、事前に全て予約して、天気の良い日は全てゴルフラウンドに当てるつもりで計画しました。

結果、年末年始9日間の旅で、4回のゴルフラウンドとなりました。
ゴルフラウンドしない日には観光することができ、福岡や長崎を制覇し、九州最南端の駅も訪れることができました。

年始から3月頃までの間は、寒さのため、ゴルフはほぼお休みすることになりそうです。

文字通りこの九州ゴルフ旅行が、2018年のゴルフ打ち納めと2019年のゴルフ打ち初めとなりました。

 

 

 

スポンサーリンク







ゴルフ – ゴルフ会員権を買う

以前のエントリーで、昔背中の怪我があってからやめていたゴルフをひょんなことから再開できるようになった旨を書きましたが、その後も問題なく安全にゴルフプレイができています。結局のところ、本質は打ち方やスイングに帰着する話であって、背骨を片方に傾げたり、腰を不自然に切ったり、体の正面から大きく離れたところで負荷に弱い態勢で体に負荷をかけるスイングをするから体を痛めたり、痛めた体を悪化させることになるだけであって、これと真逆のスイングを追求していけば、安全にかつ健康的にゴルフが続けられるのだということが、実践を通してわかりました。

同時に伝統的なゴルフスイングがこれらの体に無用の負荷をかける方向のスイングであることもわかり、長い間安全にゴルフプレイをするには、ゴルフの世界で常識とみなされる伝統的なスイングから離れる必要があることも実践を通してよくわかりました。

このテーマについては表題の本題と離れるのでこれくらいにして、最近ゴルフ会員権を買って日常的に気軽にゴルフを楽しめる環境構築をしましたので、このエントリーではこのテーマについて書いてみようと思います。

 

スポンサーリンク




 

自分自身の独自のスイングを追求していく過程で、どんどん背骨を傾げることもなく腰を切ることもなく半身でクラブを操作することもないスイングに変化していき、その過程で、体じゅうの負荷が少なく、毎日ゴルフプレーしてもほとんど体にダメージのないスイングに変化していきました。もともと毎日のように、ゴルフの2ラウンド分ぐらいは優に歩く生活でしたので、これで気軽にゴルフプレイの予約を入れられて、天気の良い日を選んで気軽にプレイできるようになれば言うことなしです。

というわけで、諸々の条件が揃ったので、これは家の近くのゴルフ会員権を買って、本格的にゴルフプレイを楽しむ頃合いと判断し、家から数十分で行ける都会に近いゴルフ場の会員権を購入しました。

今は、このゴルフ場に足しげく通ってスコア提出し、ハンディ取得を目標にしてプレイをしているところです。調子がよい日は70台もポンポン出ているので、最初のハンディは10近辺になりそうです。

ハンディが取得できたら、競技会に積極的に参加し、シングルハンディを目指そうと思っています。

ゴルフも奥が深く、回数を重ねるうちにアプローチが度々OKにつくようになったり、十数メートルのパットがOKにつくようになったり、天高く上げるバンカー越えのロブショットがいとも簡単に打てるようになったりと、腕前向上が自身の実感としてありありと感じられる毎日で、その進歩を毎日楽しんでいます。

少なくともしばらくは、ゴルフにはまってしまいそうです。

 

 

 

スポンサーリンク







職業人としての経験は、早期リタイア達成の為の成功する投資家となるのに役立つ

表題の内容は、個人的な経験に基づくものであって一般性、普遍性は無いものかもしれません。ですが、個人的には私が経験した職業人としての経験とは全く別の経路をたどった方にも、表題のことは程度の差こそあれ言える、ある意味真理なのではないかと私自身は考えています。

なので、このエントリーでは表題の内容について個人的に社会人として働いた経験で、早期リタイアを実現する為の成功する個人投資家となるために役立ったことを中心に書いていこうと思います。

 

スポンサーリンク




 

最近の風潮として、巷ではいわゆるサラリーマンの経験がいかにも無駄や無益で労働力を搾取される意味のないものとして論じられる風潮にあると感じています。これは、私の個人的経験とは180度異なります。早期リタイアを実現する為の投資の成功を成し遂げるために、社会人としての労働経験やその中で苦しんだ経験がとても役に立ったと感じています。

私は最初は比較的大きな会社に入り何年か働いた後に、その先の延長線上の職業人としての将来に疑問を感じて転職し、結局最後は新しい分野のスタートアップで文字通りの会社立ち上げから関わり、最終的に大きな会社になるまでその会社に関わり続けました。

その社会人としての労働経験の過程で学んだことは数多くあります。その中で個人投資家として役立った部分を箇条書きで書き出すと、
・最終的には上場会社の一部となり、常に株主目線で新しいビジネスを開拓し、収益性を確保する努力を続けた。この経験は株式会社、上場会社の仕組みを学び、株主の求めるものを学び、それを実現するためにはどうすれば良いかを学び、そのために必要なマーケティング、企業戦略を学んだ。これらの知識は、投資家となったときにどんな会社の株式に投資するべきか判断するときの目利きに大きく影響する。
・特に企業間の競争についての学びはとても大きく深いものだった。業界初の新商品で賑わせても、簡単に他社が真似できるものであればその栄華は一瞬で、すぐに新市場はレッドオーシャンになる。ビジネスモデルも全く同じで、バフェット氏のいう堀がなければ、あっという間に新しく会社が次々と立ち上げられて魅力的な市場がすぐに過当競争の場となり、利益を上げていくことが困難になる。これは投資家として株式を選ぶときに、堀で守られている会社か否かの視点が絶対に必要であることを学ぶ良い機会となった。
・職業人として真剣に働いていなければ、何十億、何百億、何千億円のマーケットでの試行錯誤の経験を得ることは非常に困難。このような巨大市場でのマーケティングや企業戦略の様々な試行錯誤の成功体験、失敗経験は、自身が投資家となって外から会社を見る立場になったときに、会社の内部で起こっていること、その業界で起こっていることを理解し、その成否を事前判断するのにとても役立った。
・特にマーケティングに関しては、数多くの業界で同様のパターンが繰り返される傾向にある。社会人としてのここについての実体験の存在は、個人投資家として注目する業界に将来起こることを精度高く予測することにとても役立った。
・また社会人、職業人として必要に迫られてマスターした英語力が、個人投資家として世界中で起こっていることを最も効率良く、また最も正確に把握する為の力となった。

という感じで、自身を振り返って見ると、社会人、職業人としての上記の経験なしでは、個人投資家としての成功は多分なかったのではないかと思えるほど、社会人としての職業経験と個人投資家としての個人的な優位性が色濃く被っています。

私の経験は私だけのものであって、他の人は全く異なる社会人経験、職業人経験を持つだろうことは至極当然で明らかなことではありますが、私とは全く異なる分野や内容であっても、その中で極限までの貴重な社会人経験を積み、その分野でひとかどの人物となった方には、間違いなく私とは全く異なる、その方の経験内容に沿った、他人よりも圧倒的に飛び抜けた強みを持つ分野が育っていると思うのです。その知識、経験や学びを基礎とした眼力は、投資に活かせる優れた目になる可能性が非常に大きいと私は考えています。

というわけで、社会人、職業人としての真剣な労働経験は、一般論としてもその後の個人投資家としての人生に非常に役に立つのではないかと私は考えています。

 

 

 

スポンサーリンク







ゴルフ – モー・ノーマンのハンマー打法テイストのスイングを成功させるためのポイント

このエントリーで自身の左肘を伸ばさない打法にモー・ノーマンのハンマー打法のテイストを加えたスイングを試していることを書きましたが、このハンマー打法テイストのスイングを実現するのポイントがいくつかありますので、このエントリーでまとめておこうと思います。

 

スポンサーリンク




 

以下が私がハンマー打法テイストのスイングを実現するために注意していることです。

・グリップを短く握る
このスイングを実現するには、インパクト以降でヘッドが先に走らず、フェースが返らないように、インパクトで手首をロックする必要があります。これはショートアイアンではいとも簡単に実現できますが、ドライバー等の遠心力が最大になるクラブでは強く振れば振るほど実現が難しくなります。速いスイングの遠心力に負けて手首が自然にフリップしたり、フェースの回転の力に負けて腕が回旋しがちになります。なので、クラブのグリップの目一杯端を持ってスイングするより、指1本分、2本分でもクラブを短く持つと、それだけでインパクトでの手首ロックが格段に簡単になります。なので、長いクラブになればなるほど、また強く振るときほど、クラブを短くもつことが有効になります。モー・ノーマンのスイング映像を見ても、随分極端にグリップを短く握っています。このスイングをするのにグリップの目一杯端を握るのは、手首への負荷が大きすぎるのだと思います。

・スタンスをクローズにする
このスイングはインパクトまではバックスイングではコックをして、ダウンスイングではアンコックをして、ボディターンではなく体はほとんど動かさずにクラブの先を大きく動かすスイングです。インパクト以降もクラブのエネルギーを手首を柔らかくしてヘッドを走らせることにより吸収するのではなく、手首をロックして体全体でクラブの先に行こうとするエネルギーを吸収する感じになります。結果、ボディターンで体を動かすスイングではなく、体をほとんど動かさないように体の筋力を使うことになります。このスイングをするには、スタンスはオープンではなくクローズにするのが適しています。このスイングをしていると自然にクローズドになって行き、ショートアイアンでもクローズの方が自然に打てます。モー・ノーマンの映像を見ても、スタンスは極端なクローズドスタンスです。

・ボールの位置を調整する
このスイングではインパクトでの手首ロック以降はフェースが極端に返ることもなく、急激にヘッドが上昇していくこともありません。なのでアドレスでのボールの位置で機械的にボールの飛び方を調整することができます。しかも急激にフェースを返す打ち方ではなく、逆にほとんどフェースが返って行かない打ち方なので、かなり極端にボールの位置を変えても、弾道の変化はかなりマイルドです。実験して見ると、ドライバーでは左足かかと線上よりももっと外の、左足つま先付近にボールを置くともっとも安定的にストレート球になりました。モー・ノーマンの映像でも、ウッドでのショットでは、ボール位置はワイドなスタンスにも関わらず、随分左足側に置かれています。このスイングの性質から、ボールは手首がロックされた後のほぼストレートにクラブが動いているところでフェースがスクエアになるようにグリップして、体の左側でインパクトを迎えた方が良いように感じています。ボールを右足の方に入れていくと、インパクトの瞬間に手首ロックしようとするので、手首ロック前にボールに当たるとボールは右へ、それを嫌がるとボールは左へといった具合に、インパクトの再現性が落ちるように感じます。なので、このボールの位置とグリップした時のフェースの向きの関係については、まだかなり研究の余地があるように感じています。

 

 

 

スポンサーリンク







ゴルフ – 左肘を伸ばさない打法にモー・ノーマンのハンマー打法のテイストを入れる

やっと涼しくなって北の国でなくてもゴルフラウンドが現実的に可能な季節になってきました。私も北海道から我が家に帰って以降、やっとゴルフを再開し始めたところです。私独自といっても良いかもしれない左肘を伸ばさない打法も色々と細かい試行錯誤を重ね、今は伝説のボール・ストライカーのモー・ノーマンのスイングテイストを入れることを試しています。

 

スポンサーリンク




 

若い頃にも見た、伝説のボール・ストライカーであるモー・ノーマン。昔、若いときに見たときにもこの打法にトライして見ましたが、遠い昔は今と違って映像でスイングを見ることが非常に困難な時代です。昔は結局、そのスイングの本質が書物や文章、図解だけではつかめず、諦めて伝統的なスイングに戻って行きました。

今は嬉しいことに、映像、動画で実際のモー・ノーマンのスイングを目で見て確認することができます。なので興味を持ってモー・ノーマンのスイング動画を見ていると、インパクトからフィニッシュに向けて特徴的な動きが。

フィニッシュでクラブシャフトが天高く上に向かっている動き。この動きはトッププロがショートアイアンでコントロールするときのフィニッシュの形ととてもよく似ています。この動きはフェースをスクエアにずっと保ってインパクトゾーンを非常に長くする為の動きなのではと思い、思い立って自身でもやって見ることにしました。

やって見るとまさにビンゴ。バックスイングでもダウンスイングでもコックを使いますが、インパクトのところで上手に手首を固め、フリップも使わずフェースも返さず、シャフトが天高く空を指すようにフィニッシュさせると、インパクトゾーンが自動的にものすごく長くなり、綺麗なストレート球を打つことができます。

自身でやって見ると、ここがモー・ノーマンのハンマー打法のエッセンスだったのかと今になって気づくことになりました。昔にこの打法にチャレンジしたときは、コックを使わずに体を使って腕とクラブを一本にして振り、クラブをインパクトゾーンでまっすぐ通すようにスイングしていたから、ものにならずやめることになったのだと、今になってわかりました。

まさにストレート球を打つ為のスイング。ドライバーもショートアイアンのようにスイングし、フェアウェイをグリーンを狙うように狙い打ちする感じです。このスイングでドライバーが使えるショートコースを18H回ってきましたが、パーオンが18H中12回でバーディチャンスの連続。全てのショットをショートアイアンでピンを狙うようにコース攻略できます。

代償として、インパクト以降、フリップの動きも回旋の動きもしないので、ドライバーでばかっ飛びするようなヘッドスピードで振ることは非常に困難になります。でも都会の狭く短いコースではドライバーを目一杯振るようなケースはまず無く、デメリットも無いに等しいので、このスイングを極めていってみようと思います。

 

 

 

スポンサーリンク







車での北海道ゴルフ旅行を敢行

流石に今年の夏の猛暑は考えさせられました。日中は軽く35度前後になり、とてもゴルフを楽しむどころではありません。どちらかといえば、クーラーの効いていない屋外等でのスポーツは、命を守る行動を取ってくださいとの公的依頼の通り、控えるべき行動になっています。

 

スポンサーリンク




 

また、涼しいはずの朝晩を狙ってのウォーキングも、今年の猛暑においては気休めにしかならず、とても行えたものではありません。

結局、毎日クーラーの効いた家でうだうだすることになり、非活動的に過ごすことになってしまいます。

避暑の為の海外家族旅行も行ったのですが、この長い猛暑の中での何日かの快適な日々も焼け石に水。

そこで、これではいけないと一念発起して、北海道ゴルフ旅行を敢行することにしました。

車で北海道内のホテルを転々としながら、天気の良い日にゴルフをする気ままな北海道旅行をしてきました。

流石に北上した効果は劇的。夜寝るのにクーラーも扇風機もいりません。クーラーも扇風機も、夜寝る時に使うと微妙に体調に響くのでこれはとても有り難いことです。

そして晴れてる日を狙ってゴルフラウンド。雲ひとつない晴れでも最高気温は精々27度くらいまでしか到達しません。そして、ゴルフ向きでない天候の時は北海道観光に。去年は梅雨明けから9月に入ってしばらくして涼しくなるまでゴルフはお休みでしたが、これからは毎年の夏の北海道ゴルフ旅行を定例にして、この期間もオンシーズンにしてしまうのも良いかもしれません。

 

 

 

スポンサーリンク







仮想通貨の伝道師が辿っている道は投資の初心者が通る定番の道

別のエントリーでも書いた通り、仮想通貨のバブルとバブル崩壊の事例が、まさに歴史的に人類が何度も通ってきた道だなあと強く感じます。また、インターネット上でこのバブルとバブル崩壊を演出することになった、仮想通貨の伝道師とも呼べる人々が、見事にバブル崩壊して行く資産に捕まってしまい、このまま仮想通貨への投資を続けていても穴の空いたバケツに水を入れているようですので、次なる手段としてのシステム投資に手を出している様子が見受けられます。

これがまた、投資の初心者が投資の本質に辿りつけずに、最初の失敗から次の失敗へと進む定番の道のように、実際にたくさんの回り道をしながら投資の本質にたどり着いたと思っている私のような人間には見えるのです。

 

スポンサーリンク




 

投資の初心者のうちは多くの人が、当然のことながら市場の変動が利益の源泉と考えます。そして、変動の大きい市場で勝負しようとします。そしてその本質を外した投資行動で早かれ遅かれ失敗します。

この失敗の後で考えることが、自身の刻々の投資判断に間違いがあったことが投資失敗の原因だというものです。なので、ひとりの人間の判断に基づいてポジションを構築、変更していくのではなく、機械的な判断で、かつ過去のトラックレコードで利益が出てきたことがバックテストで証明できるロジックを用いてシステム投資をすれば、今までとは異なりうまくいくはずというのが、投資の初心者の打つ典型的な次の一手です。

当然のことながら、これは全然うまく行きません。カーブフィッティング等といった技術的な落とし穴等もあってこの要素も大きいのですが、本質的にマーケットは自然現象ではないので、過去うまくいったロジックであるからこそ、多くの人がそれを将来も機能する可能性が高いと思って実行する、自分以外のマーケットの行動自体が結果的にそのロジックを機能させなくするフィードバック現象がマーケットには存在します。ですから自然現象とは異なり、過去のトラックレコードが将来を保証せず、逆に過去のトラックレコードが良いロジックであると広く知られれば知られるほど、将来のマーケットでは全然機能しなくなるといった現象が当然に起こります。

自身での投資判断を放棄して機械ロジックによる投資判断に切り替えても、間違いなくほとんどの投資家はこの分野でも成功を収めることはできず、無残な失敗や徒労に終わります。

こういったいくつもの的を外した紆余曲折を経て、最終的には多くの迷える投資家は、投資にはうまく行く方法はないものと達観して、投資自体を辞めてしまうかインデックス投資家となります。

これが典型的な初心者投資家の通る道だと、自身でもその初心者投資家の典型的な失敗の道を通ってきた者として実感します。

しかし、今ならその延々とした回り道の何が間違いだったのかがわかります。はっきり言ってしまえば、市場から利益を得ようとしたのが間違いの元だったのです。市場で安く手に入れたものを高く売ろうとすれば、市場での取引相手全てが、出し抜くべき競争相手となります。相手の損失が自分の利益となる、まさにゼロサムゲームになります。値動きの良い市場でなんとかうまく売買して利益を出そうとするその行為自体が敗者への道だったわけで、その判断が自身の判断だろうとも機械的ロジックによる判断だろうと、バックテストによる優良なトラックレコードがあったとしても、だれかを損させなければ自身が利益が出せない茨の道だったのです。

投資をそのようなものとイメージしている限り、投資の世界での成功はおぼつきません。でもこの無駄な回り道をオミットできる人間はバフェット氏をはじめとする、世界でほんの一握りの天才だけです。ほとんどの人はこの回り道を回避できないだけではなく、それどころか一生投資の本質には辿りつけません。

でも、投資をしているのに市場から利益を得ずに何処から利益を得るのかと、このエントリーのみを読んだ人は思うかもしれません。この疑問に対する答えは、当ブログの他の投資関連エントリーを読めば至極明らかなのですが、念のためにここでも再度記すと、投資のリターンは投資先の会社から得るのです。本源的価値についてのエントリーで書いた通り、株式会社の本源的価値は将来配当支払金額合計の割引現価ですから、投資先の会社のリターンは市場で売らずとも株主配当という形で、市場を介さずに得ることができるのです。

リターンを市場から得るつもりがないのですから、投資している間に見るのは他の投資家の当該株式に対する評価ではなく、当該会社のビジネス内容です。他人の評価である日々の株価によって投資対象の評価をせず、その株価を利用して投資リターンを得るつもりもないのですから、市場の楽観、悲観による極端な株価の騰落によって投資の成果が左右されることもありません。

システム投資を志向するということは、投資は市場からリターンを得るものであり、利益は市場でタイミングよく売買することにより得るもの、すなわち投資タイミングの下手な他者から利益は奪うものであるという態度の裏返しでもあります。市場に出入りするコスト、摩擦の存在により、このような態度で投資を行う者のうち半数を圧倒的に上回る者が敗者となります。投資で市場からリターンを得ようとすれば、こういう必然により過半数をはるかに上回る人々にとって投資は敗者のゲームとなってしまい、多くの人が延々と失敗を繰り返した後に、投資にはうまく行く方法はないものと最後に達観することになるわけです。

インターネット上の仮想通貨の伝道師は、資本主義の歴史の長さの分だけ飽きもせず出現した、投資初心者の典型的な回り道を演じていると、自身の長い投資経験から実感します。バブルとバブル崩壊のサイクルは仮想通貨による新時代も、長い長い過去の資本主義マーケットで繰り返されてきた出来事となんら変わらず、変わったのはインターネットでの愚かな投資アイディアの伝播の速さくらいでしょうか。昔と違って猛烈な速さで失敗できるので、その分だけ多くの方が早く投資の本質に到達できることを祈るのみです。

 

 

 

スポンサーリンク